完璧なアンサンブルを求めバシュメットが集めたソリスト集団

ユーリ・バシュメット&モスクワ・ソロイスツ

チケット詳細Ticket Information

① 5月5日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 5月6日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 5月10日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 5月12日(土) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
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曲目・演目Program

  • 武満徹:弦楽のための3つの映画音楽
    訓練と休息の音楽 「ホゼー・トレス」より
    葬送の音楽 「黒い雨」より
    ワルツ 「他人の顔」より
  • ショスタコーヴィチ:ピアノ協奏曲第1番 ハ短調 Op. 35
    ピアノ:松田華音
    トランペット:高橋敦(東京都交響楽団首席奏者)
  • チャイコフスキー:ヴィオラと弦楽合奏のための「夜想曲」(6つの小品 Op. 19より)
    ヴィオラ:ユーリ・バシュメット
  • チャイコフスキー:弦楽セレナーデ ハ長調 Op. 48
  • チャイコフスキー:弦楽四重奏曲 第1番より第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」
  • ハイドリッヒ:ハッピーバースデイのテーマによる変奏曲「チャルダーシュ」

公演によせてMessage

バシュメットが生み出した精鋭たち

 ヴィオラをソロ楽器として世間に広めたのはバシュメットといっても過言ではない。1976年ミュンヘン国際コンクール優勝で注目されるなり世界で活躍の場を得たが、初来日はそれから7年も経た1983年、スピヴァコフ率いるモスクワ・ヴィルトゥオーゾのソリストとして、そして1986年にはあの巨匠リヒテルが信頼を置くオレグ・カガン(Vn)、ナターリャ・グートマン(Vc)らと共にリヒテルとの室内楽ツアーで再来日し、リヒテル・ファミリーの一員としても注目の人となった。その後も定期的に来日を重ね、その名前が日本で知られるようになって久しい。
 バシュメットが新たにモスクワ・ソロイスツを結成したのが1992年。すでに活躍中の’脂の乗った中堅演奏者’ではなく、モスクワ音楽院の学生や卒業したばかりのエネルギッシュで意気込み高い、まさに’イキが良い若手たち’である。選りすぐりの徹底的に鍛え上げた新星ソロイスツは、まさに完璧を求めたバシュメットの理想のソリスト集合体として世界に羽ばたき、現在も各地でその一糸乱れぬ演奏を披露している。
 今回演奏されるのは武満徹の「弦楽のための3つの映画音楽」。武満は音楽祭で知り合ったバシュメットと意気投合し、彼のためにヴィオラ協奏曲を書くと約束していたが、残念ながらその作品が世の中に出ることは無かった。しかし、バシュメットは武満への畏敬の念を込め、武満作品を世界中で演奏し続けており、今回もプログラムに取り上げている。ショスタコーヴィチのピアノ協奏曲第1番でこの名手たちと共演するのは、6歳でロシアに渡りロシアンピアニズムを体得した松田華音。この本格派ピアニストが精鋭ソロイスツのメンバーと共にどのような白熱した演奏を聴かせてくれるか今から楽しみである。後半の本場ロシアのチャイコフスキー・サウンドについてはもはや説明するまでもないだろう。
 バシュメットのリハーサルはとても厳しく、毎回強い口調で絞り上げる厳格な指導者だが、演奏が終わったあとはメンバーを引き連れ楽しい宴を催すバシュメット組の親分となる。日本では「焼肉」と「熱燗」を毎回楽しみにしているというバシュメット親分率いる精鋭たちの渾身の演奏に期待したい。

全国公演日程National performance

日時
2018/9/29(土)
会場
石橋文化ホール(福岡県) ★
お問い合わせ先

活水同窓会筑後支部(渡邉) 0942-21-0974

日時
2018/9/30(日)
会場
大阪狭山市文化会館SAYAKAホール(大阪府) ☆
お問い合わせ先

同左 072-365-8700

日時
2018/10/3(水)
会場
紀尾井ホール ◎
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2018/10/6(土)
会場
サントリーホール ★
お問い合わせ先

サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017

日時
2018/10/7(日)
会場
スワニー六ヶ所村文化交流プラザ(青森県) ★
お問い合わせ先

同左 0175-72-3400

★ヴァイオリン:三浦文彰
☆ギター:朴葵姫
◎ピアノ:松田華音、トランペット:高橋敦

プロフィールProfile

ユーリ・バシュメット Yuri Bashmet (指揮・ヴィオラ, Conductor&Viola)

1953年ロシア生まれ。モスクワ音楽院卒業。1976年ミュンヘン国際コンクールで優勝し、国際的な活躍を始めた。当時ロンドン・タイムズ紙は「疑いもなく、現在生存する世界の最も偉大な音楽家の一人」と評している。 その後世界の一流オーケストラ、ベルリン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管、ボストン響、シカゴ響などと共演を重ね、93年にロンドン交響楽団はバービカン・ホールで4夜にわたりユーリ・バシュメット・フェスティヴァルを開催した。これまで、シュニトケをはじめとする多くの作曲家がバシュメットの演奏に触発されて作品を捧げてきた。 また、ミラノ・スカラ座やアムステルダムのコンセルトヘボウなど数々の世界の主要なホールで、ホールとしては初めてとなる、ヴィオラ・ソロ・リサイタルを行ってきた。 また、リヒテルとは何度も共演を重ね、室内楽ではクレーメル、ムローヴァ、ロストロポーヴィチ、ヴェンゲーロフといった、世界をリードする一流演奏家と共演している。1992年にモスクワ・ソロイスツを結成し、彼自身が指揮し、世界中で公演を行っている。2002年12月には国立ノーヴァヤ・ロシア交響楽団の音楽監督に就任。

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モスクワ・ソロイスツ Moscow Soloists

世界的ヴィオラ奏者バシュメットによって、1992年に創立されたアンサンブル。これまでカーネギーホール、コンセルトヘボウ、バービカン・ホール、ベルリン・フィルハーモニーといった世界有数のコンサートホールで公演を行い、いずれも絶賛を博してきた。その他、ロンドンの《プロムナード・コンサート》、パリのサル・プレイエルにおける《プレスティージ・デ・ラ・ムジーク》、シャンゼリゼ劇場における名だたるコンサート・シリーズに度々出演。ソリスト級の奏者が集う、世界最高峰の弦楽アンサンブルである。

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松田華音 Kanon Matsuda(ピアノ, Piano)

香川県高松市生まれ。4歳で細田淑子に師事、ピアノをはじめる。 2002年秋、6歳でモスクワに渡りエレーナ・ペトローヴナ・イワノーワに師事、翌年ロシア最高峰の名門音楽学校、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校ピアノ科に第一位で入学。2004年エドワード・グリーグ国際ピアノ・コンクール(モスクワ)グランプリ受賞他、多くのコンクールで優勝を果たす。2011年12月、国立アレクサンドル・スクリャービン記念博物館より2011年度の「スクリャービン奨学生」に選ばれる。 2013年2月、モスクワ市立グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校で外国人初の最優秀生徒賞を受賞。翌年同校を首席で卒業(ロシアで成績優秀者に贈られる「赤の卒業証書」で卒業)。9月、モスクワ音楽院に日本人初となるロシア政府特別奨学生として入学。 2014年11月ドイツ・グラモフォンよりCDデビュー。2017年6月に最新アルバム「展覧会の絵」をリリースした。オーケストラとの初共演は8歳。

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高橋敦 Osamu Takahashi(トランペット, Trumpet)

富山県生まれ。洗足学園魚津短期大学を経て、洗足学園大学を卒業。トランペットを津堅直弘、関山幸弘、佛坂咲千生の各氏に師事。第65回日本音楽コンクール・トランペット部門第1位。第13回日本管打楽器コンクール・トランペット部門第1位。1996年、新星日本交響楽団(現、東京フィルハーモニー交響楽団)入団を経て1999年、東京都交響楽団の首席奏者に就任し現在に至る。洗足学園音楽大学客員教授、上野学園大学客員教授、東京音楽大学講師。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:ロシア連邦大使館

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