蘇る熱狂の記憶

ブラック・ダイク・バンド

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音楽家を学ぶ40名の学生を公開リハーサルにご招待!(2017年10月)

■リハーサル風景「ピーター・グレイアム作曲:メトロポリス1927」/10月30日(月)昭和女子大学人見記念講堂

チケット詳細Ticket Information

① 5月13日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 5月14日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 5月18日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 5月21日(日) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード330-778]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード31495〕

【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
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曲目・演目Program

ジェームズ・ケイ:クイーンズ・バリー

ブルース・ブルートウィン:ヤング・シャーロック

テリー・キャンシー:ライフズ・ページェント (コルネット ソロ:リチャード・マーシャル)

<ジェームズ・ボンド007組曲>
ポール・マッカートニー、リンダ・マッカートニー/ファーニー編:映画「007 死ぬのは奴らだ」メイン・テーマ

マーヴィン・ハムリッシュ/ダンカン編:映画「007 私を愛したスパイ」メイン・テーマ

ジョン・バリー/リチャーズ編:映画「女王陛下の007」メイン・テーマ

ポール・ロヴァット=クーパー:トレボーン湾のほとりで (フリューゲル・ホーン ソロ:ゾイ・ハンコック)

ピーター・グレイアム:メトロポリス1927
————————————————————–
ポール・ロヴァット=クーパー:スルー・ザ・フレイムス

<ソリスト・ショーケース>
アーサー・プライヤー:アニー・ローリー (トロンボーン ソロ:ブレット・ベーカー)

ハロルド・アーレン/リチャーズ編:オーバー・ザ・レインボー (テナーホーン ソロ:シボーン・ベイツ)

ピーター・グレイアム:ブラヴーラ (ユーフォニアム ソロ:ダニエル・トーマス)

<ブラック・ダイク・ビッグバンド・セット>
サイ・オリヴァー/ファーニー編曲:オーパス・ワン

ハリー・ウォーレン/ファーニー編:アイ・オンリー・ハブ・アイズ・フォー・ユー

クルト・ヴァイル/リチャーズ編:マック・ザ・ナイフ

ピーター・グレイアム:トゥ・ボールドリー・ゴー

  • J.S.バッハ(レイ・ファー編):トッカータ
  • ハワード・ローリマン(ミヒャエル・コープ/ウルリヒ・ルーファー編):ハイランド・カテドラル

公演によせてMessage

トゥ・ボールドリー・ゴー!(果敢に進め!) ブラック・ダイク!

昨秋、26年ぶりに来日したブラック・ダイク・バンド(BDB)公演は、日本の吹奏楽史に巨大な足跡を記す、エポック・メイキングとなった。ピアニッシモの美しさ、ソリストたちの華麗なテクニック、そしてグレイアムやロヴァット=クーパー作品で爆発した底力――ブラスバンド(サクソルン系の金管楽器を中心に編成された吹奏楽)の素晴らしさを十二分に堪能させてくれた。「ダイクの前にダイクなく、ダイクの後にもダイクなし」とまで評された、世界最強のブラスバンド・チームの噂は、ほんとうだったのだ。
その興奮もさめやらぬうちに、再び彼らがやってくる!
今回の聴きどころは、《ゲールフォース》や《ハリソンの夢》などで日本の吹奏楽界でも知られる、ピーター・グレイアムの話題作が、3曲も演奏されることだろう。
まず、《メトロポリス1927》は、BDBが2015年のヨーロピアン選手権で演奏し、200点満点中194点を叩きだして1位となった、栄光の凱旋曲である(この年、BDBは、全英選手権、全英オープンと併せて3つのチャンピオンシップを同時ホールドすることになった)。
そして、まだ日本では本格的に知られていない《トゥ・ボールドリー・ゴー》(果敢に進め)も、絶対に聴き逃せない曲だ。2015年に創設125年を迎えた、メルボルン救世軍バンドのために書かれた。クライマックスで興奮のあまり気絶する聴衆がいるのではないかと、本気で心配したくなる、それほどの曲である。
そしてもう1曲、ユーフォニアム奏者ならおなじみ《ブラヴーラ》も演奏される!
そのほか、前回同様、ソリストたちの競演もあるし、BDBの元打楽器奏者で、いまや英国ブラスバンド界で大人気、ポール・ロヴァット=クーパーの曲も、ちゃんと用意されている。
今年も、ブラック・ダイク・バンドは、音楽の楽しさ、美しさ、力強さ、面白さをすべて詰め込んで大爆発させてくれることだろう。

富樫鉄火(音楽ライター)

全国公演日程National performance

日時
2017/10/29(日)
会場
北九州市立響ホール
お問い合わせ先

北九州国際音楽祭実行委員会事務局 093-663-6567

日時
2017/10/30(月)
会場
昭和女子大学人見記念講堂<※学校クローズド公演>
お問い合わせ先
日時
2017/10/31(火)
会場
レザンホール(塩尻市文化会館)
お問い合わせ先

同左 0263-53-5503

日時
2017/11/1(水)
会場
東京芸術劇場 コンサートホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2017/11/4(土)
会場
北上市文化交流センター さくらホール
お問い合わせ先

同左 0197-61-3300

日時
2017/11/5(日)
会場
すみだトリフォニーホール
お問い合わせ先

トリフォニーホールチケットセンター 03-5608-1212

プロフィールProfile

ニコラス・チャイルズ Nicholas Childs (ブラック・ダイク・バンド首席指揮者・音楽監督, Music Director & Chief Conductor)

DMA(博士号)、MA(修士号)、FLCM(ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックのフェローの称号)、ARCM(Hons)(英国王立音楽大学名誉アソシエイトの称号)  世界のブラス・バンド界の重鎮。指揮者、指導者、先駆的な録音の制作者として、国際的に知られている。ブラック・ダイク・バンドの首席指揮者兼音楽監督という現在の職に就任してからは、新曲の世界初演、録音等の活動が際立っている。  指揮者としてこれまでに全英ブラス・バンド選手権で6回全英国チャンピオンを獲得している。それは、2001年、04年、08年、09年、14年がブラック・ダイク・バンドを率いてのものであり、1999年がフォーデンズ・クルトワ・バンドを率いてのものである。 さらに、ブラック・ダイク・バンドとは、ブリティッシュ・オープン・ブラス・バンド選手権で2005年、06年、14年に優勝し、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で2005年、12年、15年に優勝している。2009年6月には、ブラック・ダイク・バンドを率いて、彼にとって初めてとなるイングランド(イングリッシュ・ナショナルズ)選手権で優勝し、その後、11年、12年、13年にも優勝を重ねた。この他にも、スウェーデン、フランス、スコットランド(4回)、ウェールズ(3回)、ノルウェー(5回)の各ナショナル選手権での優勝がある。さらに、リーズ・メトロポリタン大学からは、2006年に名誉博士号を授与され、2008年には教授に任命された。また同年、ロンドン市の名誉市民「フリーマン・オブ・ザ・シティ・オブ・ロンドン」の称号を授与された。  近年、王立ノーザン音楽大学の教授に任命され、同大学の学長、リンダ・メリック教授は、「音楽業界に際立った貢献をされたニコラス・チャイルズ氏に、教授という役職を引き受けていただけたことを、私たちは大変光栄に思っています。そして、王立ノーザン音楽大学に新設されたフィリップ・ジョーンズ・ブラス・センターを拠点にブラス・バンド教育を充実させるにあたり、彼と共に活動することを楽しみにしています」と述べた。

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ブラック・ダイク・バンド The Black Dyke Band

 1855年創立。その前史としては、1816年、ピーター・ワートンが、ヨークシャーのクイーンズヘッド(現在のクイーンズバリー)に、金管楽器と木管楽器によるバンドを設立。後に「ブラック・ダイク・ミルズ・バンド」の創設者となるジョン・フォスターは、このワートンの設立したバンドのフレンチ・ホルン奏者であった。1833年になると、「クイーンズヘッド・バンド」という名の新しいバンドが結成された。このクイーンズヘッド・バンドは、1838年から1843年にかけて団員18名を擁していたと伝えられている。  ブラック・ダイク・バンドは、2005年9月15日に創設150周年記念日を迎え、この時ロイ・ニューサム博士の著した「ゴールデン・イヤー:ブラック・ダイク150年の歴史」という書籍の出版、3枚組のCDセット「ジュエルズ・イン・ザ・クラウン」をリリースした。  ブラック・ダイク・バンドは、世界で最も多くの録音をおこなっているバンドで、すでに350枚を超えるディスコグラフィーは、年々さらに増加を続けている。また、同バンドは、世界で最もコンテストで成功を収めているバンドでもある。これまでに、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で13回(直近では2015年)、ブリティッシュ・オープン・ブラスバンド選手権で30回(直近では2014年)、全英ブラス・バンド選手権で23回(直近では2014年)の優勝がある。また、イングリッシュ・ナショナル・ブラスバンド選手権では、2009年、11年、12年、13年に優勝したのに加え、2014年10月にも優勝したことにより、2014年の「イングリッシュ・ナショナル・チャンピオン」のタイトルを獲得した。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
共催:東京芸術劇場〔公益財団法人 東京都歴史文化財団〕
特別協賛:三菱商事株式会社
後援:日本ブラスバンド指導者協会
協力:株式会社 ビュッフエ・クランポン・ジャパン

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