ジョルダンが聴衆を熱くする、ウィーン響の覚醒と新時代!

フィリップ・ジョルダン指揮 ウィーン交響楽団 ヴァイオリン:樫本大進

チケット詳細Ticket Information

① 5月13日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 5月14日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 5月18日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 5月21日(日) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
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チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

曲目・演目Program

2017年12月1日(金) 19:00開演 サントリーホール

メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64 (ヴァイオリン:樫本大進)
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マーラー:交響曲 第1番「巨人」ニ長調

2017年12月3日(日) 14:00開演 サントリーホール

ベートーヴェン:交響曲 第5番「運命」ハ短調 作品67
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ブラームス:交響曲 第1番 ハ短調 作品68

  • 2017年12月1日(金) 19:00~ サントリーホール
  • <ソリスト・アンコール (ヴァイオリン:樫本大進)>
  • バッハ:無伴奏パルティータ第3番ホ長調から「ルール」
  • <オーケストラ・アンコール>
  • J. シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ
  • J. シュトラウスII:雷鳴と稲妻
  • 2017年12月3日(日) 14:00~ サントリーホール
  • ブラームス:ハンガリー舞曲第5番
  • J. シュトラウスII:トリッチ・トラッチ・ポルカ

公演によせてMessage

ウィーン響 かつてない高みに
 ~質感あふれる響き、粋な歌心

楽都のオーケストラ・シーンを彩るウィーン交響楽団が、変わった。ムジークフェラインとコンツェルトハウスをベースに、夏はボーデン湖畔のブレゲンツ音楽祭でオペラとシンフォニーに腕を揮う「ヴィーナー・シンフォニカー」。近年は、刺激的なオペラを上演するアン・デア・ウィーン劇場でも創造の一翼を担うようになった。素晴らしい。
サウンドもマインドも今、かつてない高みにあるのではないか。自慢の質感あふれる響き、重みに粋な歌心が添えられた、と褒め言葉を連ねておこう。この「粋な歌心」の箇所は「鮮やかな音彩」でも「大胆な語り口」でも構わない。
スイス出身の指揮界の貴公子でパリ・オペラ座の要職にあるフィリップ・ジョルダンが、ウィーン交響楽団の首席指揮者に就任し、早3年。メンバーの世代交代や近年のゲスト指揮者たち──パーヴォ・ヤルヴィ、ロレンツォ・ヴィオッティ、テオドール・クルレンツィス、ステファヌ・ドヌーヴ、クシシュトフ・ウルバンスキらの刺激的なタクトが功を奏し、ウィーン響はここへてきて、私たちが漠然と思い描くウィーンの保守的なオーケストラではなくなった。もちろん老舗としての型や誇りは健在だ。
オーケストラ、オペラ、バレエ音楽の世界を嬉々として行き来するマエストロ、フィリップ・ジョルダン、今年秋に44歳になる。
2014年の晩秋に「未完成」、ヴォルフのオーケストラ歌曲、ブルックナーの交響曲第1番という「生粋」のウィーン・プログラムをウィーン響で披露して以来、この街での人気、評価は本物だ。「悲愴」や「くるみ割り人形」、それに「青ひげ公の城」の妖しくも烈しい演奏を思い出す。
昨年来、フィリップ・ジョルダンとウィーン響はベートーヴェンとバルトークのシリーズ、マーラーの交響曲などを通じ、存在感をアピール。その流れを生かしたドイツ・オーストリアの名曲を暮れのステージで披露することになった。
ベルリン・フィルの樫本大進は、ウィーンの音楽家やこの街をベースとする新世代の演奏家たちとも親しい。流麗なメンデルスゾーンに、さらなる艶(つや)が添えられるか、アパッショナートな情趣が際立つか。マーラー若き日の肖像たる「巨人」を仲立ちとしたジョルダンとウィーン響の交歓は、さて。
作品67と68―のいずれもハ短調からハ長調への構成をもつ―交響曲にも新たな光が差し込むに違いない。
今をときめくフィリップ・ジョルダン、さあ出番だ。

奥田佳道(音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2017/11/26(日)
会場
横浜みなとみらいホール
お問い合わせ先

横浜みなとみらいホールチケットセンター 045-682-2000

日時
2017/11/27(月)
会場
アクロス福岡 ★
お問い合わせ先

アクロス福岡チケットセンター 092-725-9112

日時
2017/11/28(火)
会場
名古屋市民会館
お問い合わせ先

中京テレビ事業 052-588-4477

日時
2017/11/29(水)
会場
ハーモニーホールふくい ★
お問い合わせ先

0776-38-8288

日時
2017/12/1(金)
会場
サントリーホール ★
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2017/12/2(土)
会場
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホール ★
お問い合わせ先

芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255

日時
2017/12/3(日)
会場
サントリーホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

★ 樫本大進出演

プロフィールProfile

フィリップ・ジョルダン Philippe Jordan (音楽監督, Music Director)

 現在、パリ国立オペラ座とウィーン交響楽団の首席指揮者を兼任しているフィリップ・ジョルダンは、同世代の中で最も才能に恵まれ、聴衆を熱くする指揮者の一人として確固たる地位を築いている。  彼のキャリアは、1994/1995シーズンに、ウルム市立劇場のカペルマイスターとなったことに始まる。1998年から2001年までは、ベルリン国立歌劇場でダニエル・バレンボイムのアシスタントを務めた。2001年から2004年までは、グラーツ歌劇場とグラーツ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者を務めた。この間、彼は世界中の一流オペラ・ハウスや音楽祭にデビューを果たした。主なものとしては、ヒューストン・グランド・オペラ、グラインドボーン音楽祭、エクサン・プロヴァンス音楽祭、ニューヨーク・メトロポリタン・オペラ、英国ロイヤル・オペラ・ハウス、ミラノ・スカラ座、ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場、ザルツブルク音楽祭(《コジ・ファン・トゥッテ》)、ウィーン国立歌劇場、バーデン=バーデン祝祭劇場(《タンホイザー》)、チューリッヒ歌劇場、バイロイト音楽祭(《パルジファル》)などである。2006年から2010年までは、ベルリン国立歌劇場の首席客演指揮者を務めた。  これまでに共演したオーケストラとしては、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、ベルリン国立歌劇場管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニア管弦楽団、マーラー室内管弦楽団、ハンブルク北ドイツ放送交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団などがある。  最近のCDとしては、ヴェルディの《レクイエム》と、ワーグナーの《ニーベルンクの指環》からの抜粋(管弦楽作品集)の2つのアルバムがある。これらは、いずれもパリ国立歌劇場管弦楽団との共演で、エラート・レーベルからリリースされている。ウィーン交響楽団との録音では、これまでにチャイコフスキーの交響曲第6番《悲愴》(2014年9月にリリース)と、シューベルトの交響曲第7(8)番《未完成》と第8(9)番《グレート》(2015年8月にリリース)がある。

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樫本大進 Daishin Kashimoto (ヴァイオリン, Violin)

1979年ロンドン生まれ。1996年のフリッツ・クライスラー、ロン=ティボーの両国際音楽コンクールでの1位など、5つの権威ある国際コンクールにて優勝。マゼール、小澤征爾、ヤンソンスなどの著名指揮者のもと、数々のオーケストラと共演。室内楽においても、クレーメル、バシュメット、堤剛など世界有数のソリストと共演し、2007年には自ら音楽監督として「ル・ポン国際音楽祭~赤穂・姫路」を開始。2016年には第10回記念の東京公演を行い大成功を収めた。2010年ベルリン・フィル第1コンサートマスターに就任。同団とは本拠地ベルリンほかで、音楽監督ラトルやネルソンス指揮のもとソリストとしても共演している。2014年、ピアノのリフシッツとのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ全曲CDボックスがワーナー・クラシックスより世界リリースされ高い評価を得た。2017年5月にはウィーン楽友協会でのウィーン・トーンキュンストラー管定期演奏会に客演するほか、7月には台湾・日本・韓国・英国と4カ国にわたるリサイタルツアーを行う。使用楽器は1674年製アンドレア・グヮルネリ。

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ウィーン交響楽団 Wiener Symphoniker

1900年10月、“ウィーン・コンサート・ソサエティ(ウィーン・コンツェルトフェライン)”という名称のもとに誕生したオーケストラは、フェルディナンド・レーヴェの指揮により、ウィーン楽友協会で初めての公演を行った。ウィーン交響楽団の歴史を通して、ブルーノ・ワルター、リヒャルト・シュトラウス、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、オズヴァルト・カバスタ、ジョージ・セル、ハンス・クナッパーブッシュといった数々の巨匠たちが、同楽団に多大な影響を与えた。次の数十年間では、首席指揮者のヘルベルト・フォン・カラヤン(1950~60年)とヴォルフガング・サヴァリッシュ(1960~70年)が、オーケストラの音色作りにおいて最も重要な役割を果たした。その後、首席指揮者には、ヨーゼフ・クリップスが短期間ながらも再び就任し、カルロ・マリア・ジュリーニとゲンナジー・ロジェストヴェンスキーがそれを引き継いだ。ジョルジュ・プレートルは1986年から91年まで首席指揮者を務め、それにラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス、ウラディーミル・フェドセーエフ、そしてファビオ・ルイジが続いた。2014/2015シーズンの始めには、スイス人の指揮者、フィリップ・ジョルダンが首席指揮者に就任し 、ウィーン交響楽団を新たな時代へ導いている。以来、同交響楽団は、主要な作曲家の作品、現代音楽、アーティスト・イン・レジデンスとのコラボレーション、熱心な音楽教育活動など、周期的にそれぞれのテーマに特に重点を置いた取り組みを行っている。ウィーン交響楽団は、1シーズンにつき150以上のコンサートやオペラ公演をこなしている。そのうちの大多数は、ウィーン楽友協会とウィーン・コンツェルトハウスという、有名なコンサート・ホールで行われており、これに加え、非常に内容が充実した広範囲におよぶツアーが行われている。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:オーストリア大使館 / オーストリア文化フォーラム / オーストリア政府観光局 / スイス大使館
協力:ワーナーミュージック・ジャパン

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