ペトル・アルトリヒテル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

─ 音楽大国チェコが誇る巨匠&オーケストラが魅せる“音の万華鏡” ─

ペトル・アルトリヒテル指揮 チェコ・フィルハーモニー管弦楽団

ピックアップ

●ドヴォルザーク:交響曲第8番/イルジー・ビエロフラーヴェクのコメント

●ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」/ヴォーイチェフ・ヨウザ(オーボエ)のコメント

チェコ・フィルより、今秋のアジアツアーに向けて、メッセージ動画が届きました!(2017年9月)
【指揮者変更のお知らせ】(2017年6月)
訃報/イルジー・ビエロフラーヴェク(指揮者)(2017年6月1日)
アリス=紗良・オットのインタビュー(2017年5月)

チケット詳細Ticket Information

① 3月11日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 3月12日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 3月16日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 3月18日(土) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

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チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード321-323]
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サントリーホールチケットセンター 0570-55-0017

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曲目・演目Program

2017年10月3日(火) 19:00開演 サントリーホール
ドヴォルザーク:序曲「謝肉祭」Op.92, B.169

ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 Op.104, B.191 (チェロ:ジャン=ギアン・ケラス)

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ブラームス:交響曲第4番 Op.98

2017年10月4日(水) 19:00開演 サントリーホール
スメタナ:歌劇「売られた花嫁」序曲

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」Op.73 (ピアノ:アリス=紗良・オット)

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ドヴォルザーク:交響曲第8番 Op.88 B.163

  • 2017年10月3日(火)19:00~ サントリーホール
  • <ソリスト・アンコール (チェロ:ジャン=ギアン・ケラス)>
  • アンリ・ディディユー: ザッハーの名による3つのストローフェより第1曲
  • <オーケストラ・アンコール>
  • ドヴォルザーク: スラブ舞曲第2集より第7番 ハ長調
  • 亡きビエロフラーヴェクへの想いを込めて、
  • ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第2集より第8番 変イ長調
  • 2017年10月4日(水)19:00~ サントリーホール
  • <ソリスト・アンコール (ピアノ:アリス=紗良・オット)>
  • ショパン:夜想曲第20番嬰ハ短調「レント・コン・グラン・エスプレッシオーネ」
          (亡くなったMo. ビエロフラーヴェクに捧ぐ)
  • <オーケストラ・アンコール>
  • ドヴォルザーク: スラブ舞曲第2集より第7番 ハ長調
  • ドヴォルザーク: スラヴ舞曲第2集より第8番 変イ長調

公演によせてMessage

チェコ・フィル指揮台に立つアルトリヒテル

 伝統とは時間の堆積を重ねる不断の営みの中から新たに生み出されていくものだ。3月にプラハ交響楽団を率いて「わが祖国」を奏で、情趣たっぷりの響きに壮麗な物語を紡ぎ出してチェコに息づく音楽の正統を指し示したペトル・アルトリヒテルがチェコ・フィルハーモニー管弦楽団とともに来日する。彼は首席指揮者を務めていたイルジー・ビエロフラーヴェクが急逝する9日前の5月22日、「プラハの春音楽祭」でチェコ・フィルの指揮を託された。突然のオファーながら巨匠が作ったプログラム通りにショスタコーヴィチの交響曲第13番などを披露して満員の会場を沸かせ、伝統のタクトを受け継いだ。そして、名匠が格別の思いを寄せた日本で指揮を務めるため、音楽祭に続いて予定を調整して遺志に報いることとなった。
 アルトリヒテルはビエロフラーヴェクと同様、25歳でヴァーツラフ・ノイマンのアシスタントとなり、ブルノ国立フィルとプラハ響でポストを経験したのも両巨匠と歩を同じくする。ロイヤル・リヴァプール・フィルの首席指揮者を務め、ヤナーチェクの狂詩曲「タラス・ブーリバ」で名演奏を残すなど英国でチェコ音楽の普及に注力する姿もビエロフラーヴェクと重なる。来日公演ではベートーヴェンやバッハに畏敬の念を抱きながら20世紀の音楽を先取りするかのような作曲手法を凝らしたブラームスの交響曲第4番をはじめ、伝統の継承から革新を生み出し、新たな伝統を築き上げた名作が並んで、名匠が残した思いと、伝統の行く先を見つめるアルトリヒテルのまなざしが響き合う。

谷口康雄

日本公演にむけてのオーケストラからのメッセージ

親愛なる首席指揮者・音楽監督のマエストロ・イルジー・ビエロフラーヴェクを亡くし、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団は深い悲しみの中にありました。このような状況でしたが、マエストロ逝去以来、初めての大規模なツアーで日本を訪れる運びとなりましたことに、団員一同、心から感謝しております。
イルジー・ビエロフラーヴェクとチェコ・フィルの団員たちは、あらゆる国々の中でも、とりわけ身近で親愛なる国として、常に日本を愛してきました。今回、私たちは献身的な音楽家であり、マエストロ・ビエロフラーヴェクの友人でもある、マエストロ・ペトル・アルトリヒテルの指揮の下に熱心で心温かい日本のファンの皆様と音楽の愉しみを共有できることを大変嬉しく思っております。
今年5月の「プラハの春音楽祭」では、予定されていたプログラムを指揮することができなくなったマエストロ・ビエロフラーヴェクが、個人的にマエストロ・アルトリヒテルに代役を依頼しました。こうした経緯を踏まえ、二人の友情の象徴として、マエストロ・ペトル・アルトリヒテルと共に、今回のツアーを行うという結論に達しました。
チェコ・フィルとマエストロ・アルトリヒテルは、ツアーの全公演をマエストロ・ビエロフラーヴェクに捧げ、彼のチェコ音楽への貢献と日本のファンの皆様への愛を讃えたいと思います。
私たちもマエストロ同様、日本の皆様が大好きです。私たちの心の中は美しい音楽で満たされています。心を開いてこの美しい音楽を皆様と共に楽しむことは、私たちにとってこの上ない喜びであり、また、大変有り難いことでもあります。この場をお借りして、御礼申し上げます。

チェコ・フィルハーモニー管弦楽団 

全国公演日程National performance

日時
2017/9/30(土)
会場
周南市文化会館 大ホール
お問い合わせ先

周南市文化会館 0834-22-8787

日時
2017/10/1(日)
会場
横浜みなとみらいホール
お問い合わせ先

神奈川芸術協会 045-453-5080

日時
2017/10/3(火)
会場
サントリーホール ◆
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2017/10/4(水)
会場
サントリーホール ★ 
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2017/10/6(金)
会場
久留米シティプラザ ザ・グランドホール ★
お問い合わせ先

久留米シティプラザ0942-36-3000

日時
2017/10/7(土)
会場
アルモニーサンク北九州ソレイユホール ◆
お問い合わせ先

北九州国際音楽祭事務局 093-663-6567

日時
2017/10/8(日)
会場
ザ・シンフォニーホール ★
お問い合わせ先

ザ・シンフォニー チケットセンター 06-6453-2333

ソリスト:◆ジャン=ギアン・ケラス
     ★アリス=紗良・オット

プロフィールProfile

ペトル・アルトリヒテル Petr Altrichter (指揮, Conductor)

1976年ブザンソン指揮者コンクールにて第2位および特別賞を受賞。
その後、国際的な経歴を積み始める。1978年にヤナーチェク音楽院を卒業し、25歳のときにチェコ・フィルハーモニー管弦楽団でヴァーツラフ・ノイマンのアシスタントを務めた。1987年よりプラハ交響楽団を指揮し、1990年に首席指揮者に就任。英国デビューとなった1990年のプラハ交響楽団とのエジンバラ音楽祭出演を皮切りに、1993年にはイギリス室内管弦楽団との共演でロンドン・デビューを果たし、さらに1994年にロイヤル・リバプール・フィルあーもニー管弦楽団を指揮して高い評価を受ける。その後、同団の首席指揮者に任命され1997年から2001年まで同職を務めた。英国ではほかにもBBC交響楽団、ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団、ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団とも共演している。1993年からは南西ドイツ・フィルハーモニー交響楽団の芸術監督も兼任。2002年よりブルノ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、また2003年から2006年にはプラハ交響楽団の首席指揮者を務めた。
アルトリヒテルは、チェコの優れた指揮者のひとりとして、世界中でオーケストラを指揮し、主要な音楽祭に出演している。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団とは度々共演を行い、2015年末から2016年にかけての中国ツアーで指揮、2017年5月に行われた「プラハの春音楽祭」では、ビエロフラーヴェクの代役を務めた。

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ジャン=ギアン・ケラス Jean-Guihen Queyras (チェロ, Cello)

モントリオール生まれ。リヨン国立高等音楽院、フライブルク音楽大学、ジュリアード音楽院でチェロを学ぶ。02年ブーレーズの選考により、傑出して有望な若手芸術家に対して贈られるグレン・グールド・プロテジェ賞を受賞。
欧州の権威あるホールでリサイタルを行うほか、フィルハーモニア管、パリ管、トーンハレ管、ゲヴァントハウス管、BBC響、フィラデルフィア管等のオーケストラ、ブリュッヘン、ビエロフラーヴェク、スラットキン、ノリントン等の指揮者と共演。
これまでに、主要チェロ協奏曲、バッハ及びブリテンの無伴奏チェロ組曲、シューベルト「アルペジオーネ・ソナタ」、I.ファウスト、A.メルニコフとの共演によるベートーヴェンおよびシューマン作品等のCDをリリース、数々の賞を受賞している。
現在、ドイツ・フライブルク音楽大学教授。

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アリス=紗良・オット Alice-Sara Ott (ピアノ, Piano)

今日最もモダンなアーティストの一人。
毎シーズン異なるエキサイティングなプロジェクトでファンを魅了している。
2015年3月、「ザ・ショパン・プロジェクト」をリリースし、イギリスの公式クラシック音楽チャート、また25カ国のiTunesのチャートにおいて第一位となった。2016年9月にドイツ・グラモフォンから8枚目となるCD「ワンダーランド」をリリース。16年秋以降、グリーグとリストの作品を中心としたワールド・リサイタル・ツアーを開始し、17年春に欧州ツアーを行う予定。
これまでに、マゼール、P.ヤルヴィ、C.ミョンフン等世界の名指揮者たち、そしてロサンゼルス・フィル、シカゴ響、ロンドン響、ウィーン響、サンクトペテルブルグ・フィル、北ドイツ放送響等の名門オーケストラと共演を重ねている。

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チェコ・フィルハーモニー管弦楽団, Czech Philharmonic Orchestra

音楽大国チェコが世界に誇るオーケストラ。
1896年創立。デビュー公演はドヴォルザークが指揮した。
1908年マーラーの交響曲第7番を作曲者自身の指揮により初演。
その後歴代のチェコ人の名指揮者たち―ターリヒ、クーベリック、アンチェル、ノイマン―等の薫陶によって、チェコ・フィルはチェコが世界に誇るオーケストラとして、その名を確たるものとした。1990年、ビエロフラーヴェクが首席指揮者に就任。続いてそのポストはアルブレヒト、アシュケナージ、マーカル、インバルに引き継がれ、2012年ビエロフラーヴェクが首席指揮者に復帰。2017年の逝去まで新たな黄金時代を支えた。

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主催・協賛

主催:日本経済新聞社/ジャパン・アーツ
特別協賛:三井住友海上プライマリー生命保険株式会社

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