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Artist Voice - アーティストたちの声 Vol.13

音楽を奏でるように、音楽家の言葉は、人々の心に優しく響き、大きな励ましと希望を与えてくれます。皆さまの健康をお祈りして、今日もアーティストたちの声をおおくりします。

今回は、ピアニストの江崎昌子、チェリストの岡本侑也、ピアニストの阪田知樹からのメッセージをお届けします。

アーティストの皆さんには、主に以下の質問にお答えいただきました。
①今、何を想い、どのようなことを考えているか。ご自由にメッセージを。
②リラックスの方法(日々どんなことをして過ごしているか、など)

江崎昌子(ピアノ)①外出自粛となり、子どもたちも学校に行けないというこの状況がいつまで続くのか、途方に暮れる思いと共に、たくさんの事に思いを巡らせる日々でもあります。こんな時だからこそ、改めて自分を見つめ直し、もっと純粋に音楽と向き合う時間、そして家族と過ごす時間を大切にしています。
ウィルスなど気にする事なく、同じ空間で音楽を共有できる日の到来はどんなに素晴らしい歓喜に溢れる事でしょう...その日を夢見て1日1日を大切にしていきたいです。
皆様もどうぞお身体ご自愛下さい!!

②ガーデニングの季節となり、日頃から庭仕事が大好きな私は、もうすぐ開花のバラの手入れや新しい花を植えて普段なかなかできない時間を過ごしています。農薬ではない有機栽培に挑戦しています。庭に咲くクレマチス。バラはもう少しで咲き始めます。

岡本侑也(チェロ)新型コロナウイルスの猛威によって、全世界が大変な困難と向き合わなければならない時代となってしまいました。3月より次々と演奏会の中止や延期が決まったのは勿論ですが、普段の生活も大きく変化し、今まで何気なかった日常がどれほど自由で有り難いものだったかを強く感じています。そのような中、日々過酷な状況下にて、治療にあたられている医療関係者の皆様、そして私たちの暮らしを守るために尽くしてくださっている皆様に、心から感謝を申し上げます。

現在はほとんど自宅で過ごしておりますが、普段の練習中のふとした瞬間に、曲によって気持ちが浄化されたり、勇気が湧いたりすることが多くなったような気が致します。この感覚を今すぐにでも皆様とシェアしたいところですが、今はグッと堪えて、皆様と次回演奏会場でお会いできた時のために、心の中に大切にしまっておきたいと思います。

練習以外の時間は、自宅の片付けや読書に費やしています。最近は、ゲーテやヘルマン・ヘッセの小説を特に好んで読んでいます。各作者の哲学に触れて、様々な物事について静かに考える時間も多くなりました。
なかなか先行きの見えない毎日が続いていますが、今後も皆様のご健康を切に願っております。
そして、再び皆様と音楽を共有できる日を心待ちにしております。それまでどうぞお元気で!

阪田知樹(ピアノ)