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ブルガリア国立歌劇場総裁プラーメン・カルターロフが新演出「カルメン」を語る!

ブルガリア国立歌劇場総裁のプラーメン・カルターロフが新演出「カルメン」について語っています。私たちは、ジョルジュ・ビゼー作曲の『カルメン』の新制作に取り組みました。
演出においては、現代の視点、そして古代ギリシャ演劇や日本の「能」の伝統を融合させ、慣れ親しんだ不朽の名作オペラのありきたりの解釈を排除しました。
スポットを当てたのは、舞台中央に置かれた円の中で繰り広げられる登場人物3人(カルメン、ドン・ホセ、ミカエラ)たちの宿命です。
オペラ『カルメン』は、個としての人間の悲劇を描いています。ヒロインにとって、愛と自由は命よりも重いのです。彼女が自立を求めるがゆえの衝動は、自らに犠牲を強いることになってしまいます。カルメンは一言では言い表せない強い個性を持つ女性。自らの選択で行動を起こしますが運命には逆らえません。それは、誰もみな人間の命は宿命の掌中にあるという事を、この物語を通して伝えているのです。