2016/9/1

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【マリインスキー・オペラ】10月12日「ドン・カルロ」出演決定!イリーナ・チュリロワのご紹介

いよいよ来月来日するマリインスキー・オペラ。
マリインスキー・オペラ10月12日「ドン・カルロ」にエリザベッタ役で出演することが決まったゲルギエフが抜擢した超新星イリーナ・チュリロワのプロフィールをご紹介します。

イリーナ・チュリロワ Irina Churilova(ソプラノ, Soprano)

 イリーナ・チュリロワはノヴォシビルスクに生まれ、ノヴォシビルスク国立グリンカ音楽院(ジナイダ・ディデンコ教授のクラス)を卒業した。2008年からノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場の主要ソリストを務めている。2011年にはダイアン・ゾラ(アメリカ、ヒューストン・グランド・オペラ)のマスター・クラス、モンセラート・カバリエ(スペイン、サラゴザ)のマスター・クラス、および、同マスター・クラスのファイナル・コンサートに参加した。さらに、マリア・カラス(の伴奏者)やミラノ・スカラ座のヴォーカル・コンサルタントを務めたこともあるエンザ・フェラーリの下でも研鑽を積んだ。2012年1月には、モンセラート・カバリエから招かれて、彼女の記念コンサートへ出演した(バロセロナ、リセウ大劇場)。2012年9月には、第49回トゥールーズ国際声楽コンクール(フランス)で第2位に入賞した。2013年4月には、マリインスキー劇場で初演された新演出による《ファウスト》のマルグリートを、ワレリー・ゲルギエフ指揮の下で歌った。2013年6月には、ノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場で、ジョン・マーク・エインズリーとロイヤル・ノーザン・シンフォニア(イギリス)を招いて行われたベンジャミン・ブリテン生誕100周年記念公演の《戦争レクイエム》に出演した。マリインスキー劇場では、ユーリ・バシュメットのオリジナル・バージョンによる《エフゲニー・オネーギン》でタチヤーナを歌った(2014年)。

 チュリロワは、2014年からボリショイ劇場の客演ソリストを務めている。同劇場でのデビュー公演では、トゥガン・ソヒエフ指揮の演奏会形式によるチャイコフスキーのオペラ《オルレアンの少女(ジャンヌ・ダルク)》でアグネサ・ソレルを歌った。

 マリインスキー劇場でのレパートリー:
 
 リーザ(スペードの女王)
 タチヤーナ(エフゲニー・オネーギン)
 イオランタ(イオランタ)
 王妃ミリトリサ(皇帝サルタンの物語)
 フェヴローニャ(見えざる町キーテジと聖女フェヴローニャの物語)
 レオノーラ(イル・トロヴァトーレ)
 マルグリート(ファウスト)
 ミカエラ(カルメン)
 アメーリア・グリマルディ(シモン・ボッカネグラ)
 エリザベッタ(ドン・カルロ)
 リュー(トゥーランドット)
 ミミ(ラ・ボエーム)

 これまでにノヴォシビルスク国立オペラ・バレエ劇場のツアーで、韓国(2009年、ソウル・アーツ・センター、《カルメン》)とタイ(2010年、バンコク、《ラ・ボエーム》)を訪れている。

 マリインスキー劇場とのツアーでは、2015年にバーデン=バーデン音楽祭に参加し、チャイコフスキーのオペラ《スペードの女王》のリーザを歌った。
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帝王ゲルギエフ&伝説の劇場が威信をかける2演目
マリインスキー・オペラ 来日公演2016


「ドン・カルロ」
10月10日(月・祝) 14:00/10月12日(水) 18:00
「エフゲニー・オネーギン」
10月15日(土) 12:00/10月16日(日) 14:00

公演の詳細はこちらから

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