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ザ・フィルハーモニクスに聴く ~音楽のアドベンチャーを、お客様とわかち合いたい~

今年12月、楽しい個性豊かな演奏で人気上昇中のザ・フィルハーモニクスが来日し、華やかなクリスマス・ソングやクラシックの名曲を、驚きと感動とともに届けてくれます。3月にはトーマス・ハンプソンとの「ゴールデン・タイムズ」コンサート、6月にはドイツ・ウィースバーデンでのラインガウ音楽祭に出演し会場を大きく湧かせたザ・フィルハーモニクス。2015年秋に行われた日本ツアーの最終日、楽屋で寛ぐリーダーのティボール・コヴァーチにお話しを聴きました。

コヴァーチさんをはじめ、他のメンバーの人たちもウィーン・フィルのツアーで度々日本を訪れています。ザ・フィルハーモニクスとしては、サントリーホール フェスティバル2013オープニング・フェスタでの初演奏以来、2014年のコンサートを経て2015年に本格的なツアーが行われました。コンサートに足を運ばれた方々より「目もくらむ高みに達する音楽」「こんな音楽初めて!」「心の底から楽しいと思う」と歓びの声が届いていますね。演奏を重ねられた今、どのような手ごたえを感じますか?

2014年に初めてコンサートを行ったとき、まるで何年も日本で演奏してきたかのように、お客様が私達の音楽を受け入れてくれました。本当に嬉しかったですよ!日本のお客様は、専門的なところまで造詣が深いと思います。その方々の前で、私達のコンサートの様な、クラシックをベースに、ジャズ、ラテン、ジプシー音楽などジャンルを超えた特別なプログラムを演奏することになるなんて!どう感じてもらえるだろう、と思っていましたから。
聴いてくださる人たちには、いつも素晴らしい音楽を優れた演奏で聴かせたいと思っています。音楽の方向性を確かにし、芸術性を保ち、私たちの演奏を期待して待ってくださるお客様の気持に応えたい!私たちのビジョンで、確信を持ってお届けする“音楽のアドベンチャー”を、聴いてくださる方々に理解してもらえることが大切だと感じています。

以前にお話を伺ったとき、2007年の結成当初から大切にされていることは、サウンドとフレージングはウィーン・フィルのもので、しっかりとした技術と共に今までと異なる音楽を表現し、まだ誰も経験したことのない日常から離れた音楽を創りだす活動をしているとコメントされていました。多くの人に愛される、ピアソラの「オブリヴィオン」やクライスラーの「美しきロスマリン」も、ザ・フィルハーモニクスが演奏すると新鮮で粋な音楽に聞こえます。今こうしてお話を聞いていると、音楽を通じてお客さまとの「対話」を心がけていることが伺えます。

お客様に受け入れてもらえる環境が整ったら、次に私達にとっても大切なのは、お客様からのレスポンスを受けることです。もっとエネルギーを感じてもらいたい!息づかいまでも一緒にできることが理想です。ヨーロッパや韓国では、お客様が踊りながら聴いてくれるときもあります!会場が躍動しているようです!
また私たちは、メンバー全員が編曲を行います。私達の演奏だからこそ表現できるものは何かを考え工夫して編曲しています。オペラや古典、ジャズも組み合わせる楽しさを、ステージと客席で共鳴し合いたいです。

今回の熱気に包まれたコンサートは、ステージと客席とが一体となる雰囲気がありましたね。

2年のコンサートを経て、日本のお客様と更に距離が近づいたと感じています。
まるで、小さな噴水が湧き出て、どんどん溢れて大きくなるような感覚です。サイン会でもたくさん話しかけられ、一人一人と握手をし、多くの人が「また来てくださいね」と声を掛けてくれました。とても喜ばしい、人間的なふれあいができたと思います。

今後、どのような事を行いたいですか?

これから更に一歩一歩進み、今までより長いツアーができると良いと思います。日本の隅々まで訪れてみたいですね!
ウィーンのコンツェルトハウスで毎年行っている定期演奏会では、「カーニバル」「ジェームズ・ボンドのテーマ」「オペラ・ファンタジー」「フリッツ・クライスラー」など、毎回異なるテーマのプログラムで演奏していきます。日本でも私たちの最新の音楽をお届けしたいと思っています。
今回も美味しいものをたくさん味わい、札幌では「かに道楽」に行きましたよ。お店に生きたカニがいて面白いですね。日本の人々は礼儀正しく、ホール、ホテル、どこへ行っても良くしてくれます。2016年の来日を、心待ちにしています。

ザ・フィルハーモニクス 1stヴァイオリンのティボール・コヴァーチから動画メッセージ

「また日本で演奏ができることを、心待ちにしています」

ダニエル・オッテンザマー(クラリネット)、ティロ・フェヒナー(ヴィオラ)、シュテファン・コンツ(チェロ)から動画メッセージ

「こんにちは、皆さん。ダニエル、ティロ、シュテファンです。 ザ・フィルハーモニクスとして日本で演奏できることを大変誇りに思います。2016年のザ・フィルハーモニクスとして日本で演奏できることをとても楽しみにしています」

コントラバスのエーデン・ラーツから動画メッセージ

「ウィーン・フィルのソロ・コントラバス奏者で、ザ・フィルハーモニクスのメンバーである、エーデン・ラーツです。日本での公演をとても楽しみにしています。日本の食べ物もとても楽しみです。特に、しゃぶしゃぶ、寿司、うどん、などなど・・・最高です!」

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ウィーン・フィルの伝統をベースにジャンルを超える!
クラシック、ジャズ、ラテン!最高級のクリスマス・エンタテインメント!!
ザ・フィルハーモニクス

2016年12月9日(金) 19:00開演 東京芸術劇場 コンサートホール
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