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森麻季 ソプラノ・リサイタル ハイドン没後200年/ヘンデル没後250年記念 〜ハイライト〜
 
曲目  チケット情報  スケジュール  プロフィール
 
[日時]

2009年7月14日(火) 19時開演 東京オペラシティコンサートホール

 

7:00p.m., Tuesday, July 14 at Tokyo Opera City Concert Hall

   
[出演] 森 麻季 Maki Mori (ソプラノ/Soprano)
   
  山岸 茂人 Shigeto Yamagishi (ピアノ/Piano)
   
   
[主催]

ジャパン・アーツ

[協力] avex-CLASSICS
 
曲目

≪全曲目が決定しました!≫

ハイドン:オラトリオ「天地創造」より ガブリエルのアリア

       ”今や野はさわやかな緑を” ”力強い翼を広げて”

ハイドン:主題と変奏 ハ長調 Hob.XVII:5(ピアノ・ソロ)

ハイドン:「スターバト・マーテル」より“み子とともに苦しみたまえる”

ハイドン:オラトリオ「四季」より ハンネのアリア“何とさわやかな気分”

***

ヘンデル:オラトリオ「サムソン」より“光り輝く天使たちよ”

バッハ(ケンプ編曲):目を覚ませと呼ぶ声が聞こえ(コラール前奏曲BWV645)(ピアノ・ソロ)

ヘンデル:オペラ「リナルド」より “勇者として闘ってください”

ヘンデル:オペラ「リナルド」より “涙の流れるままに”

グルック(ズガンバーティ編曲)メロディ(ピアノ・ソロ)

ヘンデル:オペラ「アレッサンドロ」より ロザンヌのアリア “なにかしらまだ分からない”

ヘンデル:オペラ「アタランタ」より “いとしい森”

ヘンデル:オペラ「エジプトのジュリオ・チェーザレ」より

クレオパトラのアリア “つらい運命に涙はあふれ”


森麻季さんより今回のリサイタルへの思いを語っていただきました。


≪ ヘンデルとハイドン ≫

今年ともに記念年を迎えた2人の作曲家ヘンデルとハイドンは、活躍した時代、地域こそ違うが、どこか共通するイメージがある。ヘンデルはドイツに生まれ、当時の音楽の本場イタリアで学び、ロンドンでオペラ作曲家として大きな名声と富を手にしたバロック時代最大の成功者で、各国語を自在に操り、広範な芸術的教養を身につけたコスモポリタンでもあった。一方のハイドンは、生涯の大半をハンガリーの大貴族エステルハージ家の宮廷楽長として過ごし、その膨大な作品によって古典派音楽のスタンダードを確立した作曲家として「交響曲の父」とも呼ばれる。二人とも大変な多作家であり、ヘンデルが書いたオペラ36曲、ハイドンが書い た交響曲104曲はいずれも音楽史上稀に見る多さである。どの曲も同じスタイルの繰り返しのように見えながら、個々の楽想が軽やかな機知と人間性にあふれているところも、二人に共通する特徴といえよう。それだけに演奏家・歌い手の音楽性がものを言う音楽でもある。20世紀の古楽ブームの中で再評価が進んだヘンデルとハイドン。
森麻季の魅力がもっとも発揮されるジャンルでもあり、大いに期待される。


チケット情報

[料金]
S\7,000 A\6,000 B\5,000 C\4,000
夢倶楽部会員料金:S\6,300 A\5,400 B\4,500 C\3,600 


@ 2月07日(土) 10:00a.m.〜発売  夢倶楽部会員 インターネットでお申込

A 2月08日(日) 10:00a.m.〜発売  夢倶楽部会員 電話でのお申込

B 2月09日(月) 10:00a.m.〜発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 インターネットでお申込

C 2月15日(日) 10:00a.m.〜発売  一般 電話でのお申込 インターネットでお申込


※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

インターネットでのチケット購入 ホームページからのチケットお申込  その他プレイガイド


電話でのお申込 …ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5237-7711

インターネットでお申込 …インターネットで購入可


【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあのみで受付/★は電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額 / 社会人学生を除く25歳までの学生が対象 / 当日は学生証をお持ち下さい。)
 *残券がある場合、2009/5/14(木)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて電話受付をいたします。
 *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は入場をお断りする場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員の方も、学生券は一般価格の半額です。
★シニア・チケット=65歳以上の方はS席・A席を会員料金でお求めいただけます。
★車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。


<次のことをあらかじめご承知の上、チケットをお求め下さいませ>
@やむを得ない事情により、曲目が変更になる場合がございます。
Aお買い求めいただきましたチケットの、キャンセル・変更等はできません。
B演奏中は入場できません。開演時間に遅れませんようご注意下さい。
C未就学児の同伴はご遠慮下さい。なお、ご入場には1人1枚チケットが必要です。
D全席指定です。指定された座席でのご鑑賞をお願い致します。
E場内での写真撮影・録音・録画・携帯電話等の使用は、固くお断りいたします。
Fネットオークションなどによるチケットの転売は、トラブルの原因になりますのでお断りいたします。


プロフィール 今年は、ヘンデル没後250年、ハイドン没後200年を迎える記念の年です。
この機会に2大作曲家の作品を、 是非とも一晩にまとめて歌いたいと思いました。

作品が誕生してから、気が遠くなるほどの時間が経過しているわけですが、 その音楽は、宝石のごとく変わらない輝きをもって今も私たちを魅了しています。
オペラは、紀元前の話や宗教的な物語などがテーマになっていますが、 作品の根底に流れるものは、人間としての思いであり、登場人物の苦しみや悲しみ、 喜びには、深く共感するものがあります。また、音楽の特有の奥深さには、
取り組むほどに新しい魅力が発見できますので、勉強に終わりはありません。
たとえば、音符の装飾については、演奏する人に任されているところがありますので、 どんなふうに歌うのがよいかしらと、考えるとどんどん新しいアイデアがうかびます。
まるで、尽きることのない宝物を宝箱から探すような気分です。装飾によっては、 随分と曲の印象が深くなるものもあります。そのあたりを、興味をもって聴いていただけると、私も嬉しいです。

今年の夏には、バッハ・コレギウム・ジャパンとの共演で、エディンバラ音楽祭に参加します。
ヘンデルの歌劇「リナルド」の演奏会形式による演奏です。
このように、1年をかけて、ヘンデルとハイドンの作品に没頭するという機会は、大変貴重なことだと思いますので、日々、大切に取り組んでいます。

皆様にも、ヘンデルとハイドンの音楽の魅力をじっくり味わっていただければ、幸いです。

森 麻季



成熟の時


 森麻季が成熟の時を迎えようとしている。
 コロラトゥーラ・ソプラノとして、既に技術的には完成の域にある森麻季は、昨年の出産を経てステージに復帰した。結婚し、出産という女性としての大きな事業を越えての森麻季の歌唱が如何なる変化・進化を示すかは、大いに注目される。
  「歌」というものは、技術だけでなく、その歌い手の持つ世界観や人生の経験が反映される。声楽作品とは、言うまでもなく言葉を持つ音楽である。歌詞をスタート・ラインとして作曲家が音楽を作る。ひとつの言葉は、歌という拡大された時間に適合するために、謂わば切り詰め切り詰められたものとして存在する。多くの語りたい事を背負いつつ、それらの想いを託されたものとしての集約された言葉に、作曲家は音楽を作曲して行く。そして楽譜に記された言葉と音を歌う声楽家は、そこに書かれた言葉だけではなく、書き切れなかった想い、そこに託された想いを読み取り歌わねばならない。真の芸術家である声楽家のみが、その事を理解し、その歌に反映する事ができる。森麻季は、それを可能にできる声楽家である。その森麻季は、母親となった。彼女自身がどう変化したかを認識しているか否かはわからないが、その内面世界が変化しているのは間違いない。
 その変化が、彼女の歌唱内容の世界に反映されぬ筈はない。言葉と音楽を読み取るべき森麻季の変化は、自覚していようといまいと、その歌唱に如実に反映されるのだ。
 ハイドン没後200年とヘンデル没後250年を記念しての宗教曲とオペラのアリアで組み上げられたリサイタル・プログラムは、森の透明で純度の高い声の清澄な美しさとコロラトゥーラのテクニックの冴えのみならず、その芸術家としての変化と成熟を確かに知覚させてくれるだろう。その美しい声を駆使しつつ、森はハイドンとヘンデルの音符の中に込められたドラマの真実へと迫ってくれるはずである。

音楽評論家 國土潤一



森 麻季 Maki Mori (ソプラノ/Soprano)

森 麻季 東京藝術大学、同大学院独唱専攻修了。高丈二氏に師事。文化庁オペラ研修所修了後、ミラノとミュンヘンに留学。プラシド・ドミンゴ世界オペラコンクール優勝をはじめ、多数の国際コンクールに上位入賞を果たす。ワシントン・ナショナル・オペラ「後宮からの逃走」でアメリカ・デビュー以来、ワシントンとロサンジェルス・オペラにおいて「リゴレット」「ホフマン物語」「こうもり」等に出演し成功をおさめる。アシュケナージ、小澤征爾、チョン・ミョンフン等の著名指揮者やウィーン・フィルのメンバー、ミュンヘン・フィル、ゲヴァントハウス、ドレスデン・フィル等国内外の主要オーケストラと共演を重ねる。古典から現代まで幅広いレパートリーを誇り、コロラトゥーラの類稀なる技術、透明感のある美声と深い音楽性は各方面から絶賛され、オリンピックやメジャーリーグで国歌斉唱を行うなど、まさしく日本を代表する国際的なオペラ歌手として常に注目を集めている。07年、ドレスデン国立歌劇場に『ばらの騎士』のゾフィー役でデビューを飾り、同歌劇場日本公演において再演、続いて同歌劇場室内管弦楽団の日本公演ソリストに迎えられ、いずれも高い評価を得る。同時に3枚目のCD「ピエ・イエス〜祈りをこめて」をリリース(エイベックス・クラシックス)。08年、P.ヤルヴィ指揮フランクフルト放響・ドレスデン聖十字架合唱団の日本公演ソリスト、09年、錦織健プロデュース・オペラ「愛の妙薬」、エディンバラ音楽祭「リナルド」に出演予定。2010年は、トリノ王立歌劇場「ラ・ボエーム」にムゼッタ役での出演が決定している。
ワシントン・アワード、出光音楽賞、ホテルオークラ賞、安宅賞受賞。二期会会員。

オフィシャル・ホームページ http://www.makimori.com/



山岸 茂人

山岸 茂人
Shigeto Yamagishi (ピアノ/Piano)


東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院(音楽学専攻)修了。
在学中に安宅賞受賞。ピアノを川口恒子、渡辺健二、高出紘子の諸氏に、音楽学を船山隆、本田脩の各氏に師事。2000年より度々、ライナー・ホフマン教授によるドイツ歌曲講習会を受講。声楽の伴奏者として、これまでに多くの著名な歌手と共演している。現在、上田女子短期大学、聖徳大学大学院非常勤講師、二期会イタリア歌曲研究会ピアニスト。


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