マリインスキー歌劇場管弦楽団 チラシ
ゲルギエフの鼓動 -ニュー・サントリーホールに響くロシアの音楽の真髄。 ワレリー・ゲルギエフ指揮 マリインスキー劇場管弦楽団
 
曲目  チケット情報  スケジュール  プロフィール
 
[日時]  2007年 11月4日(日) 14:00 開演 横浜みなとみらいホール
 

2:00p.m., Sunday, November 4, 2007 at Yokohama Minato Mirai Hall

   
  2007年 11月5日(月) 19:00 開演 サントリーホール
 

7:00p.m., Monday, November 5, 2007 at Suntory Hall

   
  2007年 11月14日(水) 19:00 開演 サントリーホール
 

7:00p.m., Wednesday, November 14, 2007 at Suntory Hall

   
[主催] ジャパン・アーツ
[後援] ロシア連邦大使館
[協力] 横浜みなとみらいホール[財団法人横浜市芸術文化振興財団] (横浜公演)
ユニバーサル ミュージック/マリインスキー・オペラ友の会/日ロ音楽家協会
   
   

曲目

11月4日(日) 14:00 横浜みなとみらいホール

リムスキー=コルサコフのオペラ作品集:
Rimsky-Korsakov:

歌劇「プスコフの娘」序曲
Overture to Opera “The Maid of Pskov”

オペラ・バレエ「ムラーダ」より “貴族の行進”
Procession of the Nobles from “Mlada”

歌劇 「見えざる街キーテジと聖女フェブローニャの物語」組曲
“The Legend of the Invisible City of Kitezh and the Maiden Fevroniya” Suite

歌劇 「金鶏」より数曲
Several pieces from “Golden Cockerel”

ストラヴィンスキー:バレエ音楽 「火の鳥」全曲(1910年版)
Stravinsky : “The Firebird” Ballet Music (Edition 1910)



11月5日(月) 19:00 サントリーホール

チャイコフスキー:交響曲第1番 「冬の日の幻想」
Tchaikovsky : Symphony No.1 in g minor op.13 “Winter Dream”

ラフマニノフ:交響曲第2番
Rakhmaninov : Symphony No.2 in e minor op.27


11月14日(水) 19:00 サントリーホール

ピアノ:イェフィム・ブロンフマン

チャイコフスキー:交響曲第2番 「小ロシア」
Tchaikovsky : Symphony No.2 in c minor op.17 “Little Russian”

プロコフィエフ:ピアノ協奏曲第3番
Prokofiev : Piano Concerto No.3 in C Major op.26

ショスタコーヴィチ:交響曲第15番
Shostakovich : Symphony No.15 in A Major op.141


チケット情報

[料金]
S\20,000 A\16,000 B\12,000 C\9,000 D\6,000 学生席\3,000

ジャパン・アーツ夢倶楽部会員料金 S\19,000 A\15,000 B\11,000 C\8,100 D\5,400



[発売日]
@ 5月11日(金) 10:00a.m.〜発売  夢倶楽部メール会員 インターネットでお申込

A 5月13日(日) 10:00a.m.〜発売  夢倶楽部会員 電話でのお申込

B 5月14日(月) 10:00a.m.〜発売  ジャパン・アーツぴあメール会員 インターネットでお申込

C 5月20日(日) 10:00a.m.〜発売  一般 電話でのお申込 インターネットでお申込


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東京公演の特別割引チケット(ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/★は予約が必要です)
◎学生席は25歳までの学生が対象(社会人学生を除く)です。当日は学生証をお持ち下さい。
★S・A・B席グループ・チケット=同じ日の同じ席種を同時に4枚以上お求め頂くと会員価格になります。
★シニア・チケット=65歳以上の方は1枚でもS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
★車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。


<次のことをあらかじめご承知の上、チケットをお求め下さいませ>
@ やむを得ない事情により、曲目が変更になる場合がございます。
A お買い求めいただきましたチケットの、キャンセル・変更等はできません。
B 演奏中は入場できません。開演時間に遅れませんようご注意下さい。
C ご入場には1人1枚チケットが必要です。なお、未就学児の同伴はご遠慮下さい。
D 全指定席です。ご指定の座席以外でお聴きいただくことはできません。
E 場内での写真撮影・録音・録画・携帯電話等の使用は、固くお断りいたします。
F ネットオークションなどによるチケットの転売は、トラブルの原因になりますのでお断りいたします。


スケジュール
2007年 日本公演スケジュール
   
<ホール>
<問合>
11/4 (日)  
横浜みなとみらいホール
ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5237-7711
       
11/5 (月)   サントリーホール ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5237-7711
       
11/6 (火)   愛知県芸術劇場コンサートホール 中日新聞コンサートデスク (052)320-9191
         
11/7 (水)   熊本県立劇場コンサートホール  熊本県立劇場 (096)363-2233
         
11/8 (木)   福岡シンフォニーホール アクロス福岡チケットセンター (092)725-9112
         
11/11 (日)   所沢市民文化センター ミューズ ミューズチケットカウンター (04)2998-7777
         
11/13 (火)   札幌コンサートホールKitara 北海道文化放送事業部 (011)214-5261
         
11/14 (水)   サントリーホール ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5237-7711
         
11/16 (金)   フェスティバルホール フェスティバルホール (06)6231-2221
         
11/17 (土)   出雲市民会館 出雲市役所芸術文化振興課 (0853)21-6514
         
11/18 (日)   NHKホール NHKプロモーション (03)3468-7736
         

プロフィール

ロシア音楽に対する共感と誇り 〜ゲルギエフ渾身のオール・ロシア・プログラム

(音楽評論 東条碩夫)

 久しぶりに日本で、ゲルギエフのロシアものが聴ける。
もちろん彼は、どんなレパートリーを指揮してもカリスマ的な魅力を発揮する人だ。が、やはりロシアものとなれば、独特の味と深みがある。それは、自国の作品に対する彼の共感と誇りから生れるものだろう。
  今回、私がまず興味を惹かれるのは、リムスキー=コルサコフとストラヴィンスキーの作品を組み合わせたプログラムだ。ゲルギエフは以前こう言ったことがある。「ストラヴィンスキーは(後年は西欧で活躍したが)ペテルブルクに生れ、同地の音楽院でR=コルサコフの教えを受けた、まぎれもないロシアの作曲家なのだ。私はその視点から彼の作品を演奏したい」。そのことば通りゲルギエフは、ストラヴィンスキーの3大バレエ曲を、西欧系指揮者がよくやるようなクールで現代音楽的なタッチでなく、まさしくR=コルサコフの流れを組む華麗で原色的な管弦楽法を浮き彫りにした形で再現してみせたのだった。それはたとえば、あのマトリョーシカ(人形)やパレフ(小箱)などのデザインに見られる、美しいロシアの色彩を思い起させる。しかも今回の《火の鳥》は、オリジナルの全曲版だ。圧倒的な原色効果が発揮されるに違いない。
  だが、ロシア音楽は華麗ばかりが売り物ではない。同じ色彩感といっても、ほの暗い憂愁の美もある。無限に拡がる寂しい雪原の光景を思わせるチャイコフスキーの《冬の日の幻想》、ロマンティックな哀愁の情感にあふれたラフマニノフの《第2交響曲》などでは、ゲルギエフの濃厚な表情が絶妙な味わいを発揮するだろう。
  そして、日本のファンが待ちに待った「ゲルギエフ指揮のショスタコーヴィチ《交響曲第15番》」が、ついに登場する。20世紀の大作曲家の最後の交響曲で、皮肉と悲劇性と謎めいた終結をもつ曲だ。近年ショスタコーヴィチの全交響曲に力を入れているゲルギエフ、怖ろしいほど迫真的な演奏を聴かせてくれるはずである。



ワレリー・ゲルギエフ(首席指揮者) 
Valery Gergiev, Chief Conductor
ワレリー・ゲルギエフ
  オセチア(コーカサスの中心地)出身の両親のもと、1953年モスクワに生まれ、レニングラード音楽院でピアノと指揮を学んだ。最初はピアニストを目指していたが、在学中に全ソヴィエト指揮者コンクール、24歳の時、カラヤン指揮者コンクールで入賞。1978年、キーロフ劇場(現在の正式名称“マリインスキー劇場オペラ・バレエ”)で当時の首席指揮者ユーリー・テミルカーノフのアシスタントとなり、同年《戦争と平和》で指揮者としてデビューした。
  1988年、35歳の若さで同劇場の芸術監督に選出され、89年ムソルグスキー、92年プロコフィエフ、94年リムスキー=コルサコフのオペラ・フェスティバルを企画するなど、ロシア・オペラの積極的な上演を行い、1996年、ロシア議会からオーケストラ、オペラ、バレエに関する完全な監督権を与えられた。特にプロコフィエフの作品には力を注ぎ、1999年の歌劇《セミョーン・コトコ》の新演出上演は、大きな注目を集めた。また、西側作品の紹介にも着手、1997年《パルジファル》の80年ぶりのロシア上演を行い、2000年には《ニーベルングの指環》チクルスを開始した。同劇場を世界中が注目する一流歌劇場へ発展させた彼は、現在でも年間250日を同劇場のオペラとバレエのために費やしている。
  1995年からはロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者も務めており、1998年にはザルツブルク音楽祭でウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して絶賛され、以後度々共演。この他ニューヨーク・フィル、ロンドン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管等の一流オーケストラに客演し、また手兵マリインスキー・オペラを引き連れて、英国ロイヤル・オペラ、ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場、サンフランシスコ・オペラ、メトロポリタン・オペラなどで公演を行っている。メトロポリタン・オペラには、ドミンゴ主演の《オテロ》でデビュー。1997〜2002年には、同オペラ初の首席客演指揮者を務め、《スペードの女王》《ボリス・ゴドゥノフ》《ホヴァンシチナ》等を手がけている。
  また、サンクトペテルブルグの「白夜の星」音楽祭、フィンランドのミッケリ国際音楽祭、イスラエルの紅海国際音楽祭、コーカサス平和音楽祭、ロッテルダム・フィルハーモニー・ゲルギエフ・フェスティバルなど、数々の国際音楽祭を創設、芸術監督および音楽監督を務めている。
  これまでに、1983年ロシア名誉芸術労働者、1994年と99年ロシア国家賞、1994年度最優秀指揮者賞(インディペンデント紙他)、1996年度最優秀指揮者賞(ミュージカル・アメリカ誌)、1996年ロシア国民芸術家、2000年ロシア政府から友好勲章およびアルメニア共和国の最高の賞“Mesrop Mashtots”勲章、2001年イタリア政府から贈られる最高の賞“Grand Ufficiale al Merito”勲章、2002年ロシア大統領賞のほか、ドイツからは勲一等紅十字勲章、フランスからは芸術文化勲章など多くの国際的な称号や賞を授与されており、2003年にはUNESCOから平和芸術家に任命された。さらに同年には勲三等祖国貢献勲章、ロシア正教会3等聖ダニエル大公勲章、ロシア国家栄誉賞等を贈られ、ダヴォスの世界経済フォーラムではクリスタル賞を受賞。2004年には国家最高の賞である“人民芸術家”の称号を与えられ、2005年9月には、オランダのベアトリクス女王よりオランダ獅子勲章を授与された。
  リムスキー=コルサコフ、プロコフィエフのプロジェクトをはじめとするロシア・オペラの数々や管弦楽作品など、マリインスキー歌劇場管、ウィーン・フィル等とフィリップスに行っている多数の録音も、絶大なる評価を受けており、ショスタコーヴィチの交響曲第4番での2004年度・第42回レコード・アカデミー賞大賞ほか、2006年度交響曲部門銀賞など、数々の賞を受賞している。
  2004年にはウィーン・フィルと来日し、同時に《北オセチアに捧げる》チャリティコンサートを開催。2006年1月には東京でワーグナーの「ニーベルングの指環」を上演し、話題を集めた。また長年の功績により、2006年には日本において旭日中綬章を授与された。
  2007年よりロンドン交響楽団の首席指揮者にも就任する。



イェフィム・ブロンフマン(ピアノ) 
Yefim Bronfman, Piano

森麻季  1958年、旧ソ連タシケント生まれ。イスラエルのテル・アヴィヴ大学で、アリ・ヴァルディに学び、アメリカではジュリアード音楽院、マールボロ音楽大学、カーティス音楽院で、ルドルフ・フィルクスニー、レオン・フライシャー、ルドルフ・ゼルキンに師事した。  1975年、メータ/モントリオール響との共演で国際的なデビュー果たし、1981年ワシントン・ケネディセンター、1982年ニューヨークにてリサイタル・デビューを飾った。  彼は今日、最も才能あるピアニストの一人として広く認められており、その素晴らしいテクニックとリリカルな音楽は、世界中で聴衆を魅了。ソロでは1989年カーネギーホール、93年エイヴリー・フィッシャー・ホールでそれぞれデビューを飾り、その後アメリカ、ヨーロッパ、アジア各地でリサイタルを行い、喝采を浴びている。  また、ゲルギエフ/ウィーン・フィル、ザンデルリング/ベルリン・フィル、バレンボイム/シカゴ響、メータ/イスラエル・フィル、サロネン/ロスアンジェルス・フィル、ヤンソンス/オスロ・フィル等、数々の一流指揮者、オーケストラと共演を重ねており、室内楽ではアイザック・スターン、ヨーヨー・マ、リン・ハレル、チョーリャン・リン等と共演。ザルツブルク、モーストリー・モーツァルト、BBCプロムス、アスペンなど各地の主要音楽祭にもたびたび参加している。  2000年にはサヴァリッシュ/フィラデルフィア管の楽団創立100周年記念ツアーにおける、カーネギーホールおよび3週間の欧州公演、マゼール/バイエルン放送響とベートーヴェンの協奏曲チクルスなどを行い、2001年にはマゼールの70歳記念ツアーで世界各地を廻り、マゼールのヴァイオリンとの共演でブラームスのソナタ全曲を演奏した。  レコーディングはソニークラシカルと専属契約を結び、1997年にサロネン/ロスアンジェルス・フィルと共演したバルトークの協奏曲全集がグラミー賞を受賞。また、エマニュエル・アックスとはラフマニノフの2台ピアノのための作品を、デュオを組むスターンとは、モーツァルト、ブラームス、バルトークのソナタを録音するなど、ソロ、協奏曲、室内楽を合わせて既に10枚をこえるCDをリリースしている。  日本でも、1983年の初来日以降、オーケストラとの協演、リサイタル、音楽祭への出演など、定期的に公演を行い、聴衆を魅了。最近ではマゼール/バイエルン放送響、ゲルギエフ/ウィーン・フィルとの共演で来日し、その演奏は絶賛を博した。


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