ヒブラ・ゲルズマーワ&佐野成宏 デュオ・リサイタル
ヒブラ・ゲルズマーワ&佐野成宏 チラシ


煌めく声(ソプラノ)と声(テノール)がめぐり合い、
理想のデュエットが今、ここに


5月24日(水)7:00p.m.東京オペラシティコンサートホール
7:00p.m.,Wednesday, May 24 at TokyoOperaCity Concerthall

ドニゼッティ:「愛の妙薬」より
  “何というかわいい人だ”(テノール)
アディーナのアリア“無情なイゾルデ姫に”(ソプラノ)
アディーナとネモリーノの二重唱(第2幕) 
“人知れぬ涙”(テノール)

ヴェルディ:「椿姫」より
  “おお、何という青い顔”(デュオ)
“ああ、そはかの人か”〜“花から花へ”(ソプラノ)

グノー:「ロメオとジュリエット」より
  “目覚めよ、君”(テノール)

ビゼー:「カルメン」より
ホセとミカエラの二重唱(第1幕)

マスネ:「ウェルテル」より
  “春風よ、なぜわれを目ざますのか”(テノール)

ドニゼッティ:「ランモルメールのルチア」より
“あたりは沈黙に閉ざされ”(ソプラノ)
ルチアとエドガルトの二重唱〜第1幕フィナーレ(デュオ)
ほか

●曲目、曲順は変更になる場合がございます。


S\8,500 A\7,000 B\5,500 C\4,000D\3,000 学生席\2,500
ジャパン・アーツ夢倶楽部会員料金S¥7,700 A¥6,300 B¥5,000 C¥3,600

◇ ◇ ◇

チケットお申込


【チケット発売日時】

2月19日(日) 10:00AM〜前売開始
<ジャパン・アーツ夢倶楽部会員(tel)2月12日(日発売)>
<ジャパン・アーツぴあメール会員(web)2月13日(月)発売>
<ジャパンアーツ夢倶楽部会員(web)2月11日(土)発売>

【お問合せ・お申込み】
ジャパン・アーツぴあコールセンター 03−5237−7711 www.japanarts.co.jp/
東京オペラシティチケットセンター 03−5353−9999
電子チケットぴあ 0570−02−9990 http://pia.jp/t
イープラス eee.eplus.co.jp/
ローソンチケット 0570−000−407
CNプレイガイド 0570−08−9990
東京文化会館チケットサービス 03−5815−5452

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツのみで受付/★は電話予約が必要です)】
◎青少年のための学生席\3,000(25歳までの小・中・高・大学生が対象です。社会人等の学生は除きます。当日は学生証をお持ちください。)
★S・A・B席グループ・チケット=同じ日の同じ席種を同時に4枚以上お求め頂くと会員価格になります。
★S・A・B席団体チケット=同じく10枚以上の時は更に割引になります。S\7,500 A\6,100 B\4,800
★シニア・チケット=65歳以上の方は1枚でもS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
★車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引きになります。


次のことをあらかじめご承知の上、チケットをお求め下さいませ。
@ やむを得ない事情により、出演者・曲目等が変更になる場合がございます。
A お買い求めいただきましたチケットの、キャンセル・変更等はできません。
B 未就学児の同伴はご遠慮下さい。なお、ご入場には1人1枚チケットが必要です。
C 場内での写真撮影・録音・録画・携帯電話等の使用は、固くお断りいたします。


<日本公演スケジュール>
5月27日(土)6:00p.m.フィリアホール(東急田園都市線青葉台駅前)
ヒブラ・ゲルズマーワ ソプラノ・リサイタル
ピアノ:エカテリーナ・ガネーリナ
曲目:未定
S\6,000 A\5,000

主催:ジャパン・アーツ 共催:フィリアホール
●お申込み・お問合せ
フィリアホールチケットセンター045(982)9999
(取扱時間10:00〜19:00)http://www.philiahall.com
(青葉台東急スクエアSouth-1本館5階〒227-8555横浜市青葉区青葉台2-1-1 )


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主催:ジャパン・アーツ 
 
 


●ヒブラ・ゲルズマーワ(ソプラノ) Hibla Gerzmava (Soprano)
 旧ソ連アブハジア共和国の首都にほど近い、カフカースの黒海沿岸の町で生まれた。5歳の頃から歌を歌いはじめ、中学校に通いながらガグラ市の音楽学校で音楽を学び、1985年、スフミ音楽学校のピアノ科に入学。しかし、声楽を勉強するために、89年7月にモスクワ音楽院に入学。同音楽院及び大学院を修了。
  93年「ヴェルディの声」国際コンクール第3位、94年リムスキー=コルサコフ国際オペラ・コンクール第2位と、華々しいコンクール歴を誇るが、特に94年の第10回チャイコフスキー国際コンクールの声楽部門で、史上唯一のグランプリ(1位の更に上)を受賞し、審査委員長のオブラスツォワから「ダイアモンドのような才能」と激賞された。
  その後、ロシア国内はもとより、スペイン、イタリア、ベルギー、オランダ、ドイツ、アメリカ、日本など、世界各地でコンサート・ツアーを行っている。95年より、モスクワのスタニスラフスキー&ネミーロヴィチ=ダンチェンコ音楽劇場と契約。劇場のプリマとして活躍する一方、ゲルギエフからの高い評価によるマリンスキー劇場への客演や、ヨーロッパへの客演など、今後の活躍がますます期待されている。
  プッチーニ「ラ・ボエーム」のムゼッタ、グリンカ「ルスランとリュドミラ」のリュドミラ、ストラヴィンスキー「マヴラ」のパラシャなどは、特に国内外からも高い評価を得ている。2002年ソフィア国立歌劇場日本公演「ラ・ボエーム」でのミミの大成功、2003年NHKテレビ、ニューイヤー・オペラ・コンサートに出演。2005年には小林研一郎指揮日本フィルのヴェルディ「レクィエム」で佐野成宏人と共にソリストを務めた。

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●佐野成宏(テノール) Shigehiro Sano(Tenor)
 東京芸術大学卒業後、イタリアに留学。1992年の関西日伊コンコルソ第1位・ミラノ大賞を皮切りに、プラシド・ドミンゴ国際声楽コンクール、ルチアーノ・パヴァロッティ国際声楽コンクールなど多くの国際コンクールにおいて上位入賞を果たす。以後、イタリアを中心にヨーロッパ各地で多くのコンサートやオペラに出演。日本では新国立劇場や愛知芸術劇場などに毎年出演。
 1998年にはチロル音楽祭でヴェルディ《レクイエム》のソリストを務め、同年、同曲によるチョン・ミュンフン指揮NHK交響楽団定期演奏会でも好評を得た。1999年3月には藤原歌劇団公演、プッチーニ《ラ・ボエーム》のロドルフォ役で出演し、各方面で絶賛された。2001年2月にはローマ歌劇場音楽監督ジャンルイジ・ジェルメッティ氏の強い希望により同オープニング公演でプッチーニの《つばめ》に出演し、好評を博す。2002年には小澤征爾指揮新日本フィルハーモニー管弦楽団のベルリオーズ《レリオ》に出演。2004年は藤原歌劇団主催《椿姫》ほか、いずれも高い評価を受ける。2005年にはオペラ以外に、NHK交響楽団定期公演(準メルクル指揮、ベートーヴェン「荘厳ミサ」)、広上淳一指揮ハイドンのオラトリオ「天地創造」でソロを務めた。2006年夏にはプッチーニ・フェスティバル(イタリア)で三枝成彰作曲「Jr.バタフライ」(日本語オペラ)に出演の予定。
  “光り輝く声”を持つ類まれなテノールの逸材としてますます国内外から注目されている。



エカテリーナ・ガネーリナ(ピアノ)Ekaterina Ganelina, Piano
  音楽一家に生まれる。ウラル音楽学校から1988年にモスクワ音楽院に進む。在学中にドイツや国内でリサイタルを行い、オーケストラとも共演。1993年からモスクワ音楽院で伴奏ピアニストとしての活動を始める。
 ゲルズマーワと共に「ヴェルディの声」国際コンクール、リムスキー=コルサコフ国際オペラ・コンクールに参加し、最優秀伴奏者賞を受賞。1994年のチャイコフスキー・コンクールではゲルズマーワの伴奏者としてディプロマ賞に輝く。彼女とのコンビで外国ツアーを行い、CDもリリースされている。

河原忠行(ピアノ)Tadayuki Kawahara, Piano
 1963年東京都生まれ。国立音楽大学大学院修了後、イタリア留学。故アルド・プロッティ氏のもとオペラ伴奏ピアニストを務め、数々の演奏会に出演。往年の名ソプラノ、マリア・力ルボーネ女史のもとでは幅広い指導を受けた。1992年帰国後、コレペティトゥールとして多数のオペラに参加。
 森公美子、錦織健の専属ビアニストを含め、著名な歌手の良きパートナーとして定評がある。また、「声楽の伴奏者の為の公開レッスン」が好評を得る。錦織健、小原孝をはじめ数多くのCD録音に参加。現在、国立音楽大学講師

 

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東方の奇蹟の二重唱

玉木正之


 
ドレミファソラシドを発見し発展させたのはピタゴラスなのかバッハなのか、詳しいことは知らないが、西洋音楽はその合理性ゆえか、いまや「世界の音楽」として地球上の隅々で演奏され、愛されるようになった。そしてイタリアは音楽用語のほとんどがイタリア語であることからもわかるように「世界の音楽」の中心といえる位置にある。しかし……。
  ならばイタリアの音楽が世界的かというと、そうとも言い切れない。とりわけドニゼッティやベッリーニのベルカント・オペラ、ヴェルディやプッチーニの典型的イタリア・オペラは、メロディもリズムもイタリアならではの民族的(エスニック)な節回しに富んでいる。その「イタリア的音楽」はイタリアの気候や風土から生まれたものであり、そこに生まれ育ったイタリア人にして初めて再現可能な音楽とも言えるだろう。しかし……。
  佐野成宏の歌声を聴くと、ひょっとしてこの歌手の身体のなかにはイタリア人の血が流れているのではないだろうか、と思ってしまう。美しく伸びる高音、きわめて滑らかに響くイタリア語、その合間のブレスの瞬間にもイタリア人以上にイタリア的と思えるような節回しでイタリア悲劇のストーリーがドラマチックに奏でられる。
  西洋音楽の世界性とイタリア・オペラの民族性を、見事に自分の血として表現する。何とも凄い歌手が日本に生まれたものだと、驚嘆の「ブラヴォー!」を叫ばないではいられない。そして……。
  ヒブラ・ゲルズマーワのコロラチューラの澄み切った美しさには、言葉を失う。その澄明で一点の曇りもない高音は、まるで人跡未踏の岩山から湧き出している石清水の輝きのように清らかだ。あるいは彼女が生まれたカフカース(コーカサス)のアブハジア自治共和国には、そのような清水の湧くオアシスが存在するのだろうか。
  ヒブラの実力は、マリンスキー劇場に客演したとき、あのゲルギエフから「いつでも歌いに来てほしい」といわれたほどだが、彼女は、「自分が望むキャリアを築くためのベスト」との判断から、モスクワのダンチェンコ歌劇場をベースに欧州各地の歌劇場への客演を繰り返している。そして毎年アブハジアの首都スフミでの彼女の名前が冠された音楽祭での公演に力を入れている。
  東方(オリエント)に奇蹟のように誕生したディーヴォとディーヴァ。二人の美声(ベルカント)が奏でるイタリア・オペラの世界は、近い将来、東方からさらに広い世界へと飛翔するに違いない。

 

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