眩しく響きわたる躍動感と生命力に溢れたサウンド

ジャナンドレア・ノセダ指揮 ワシントン・ナショナル交響楽団

曲目・演目

シューベルト:交響曲 第7番 ロ短調 D759「未完成」

* * *

マーラー:交響曲 第5番 嬰ハ短調

公演に寄せて

ノセダとNSOの “燃えるような熱気とパワー” を体験する貴重な機会

ジャナンドレア・ノセダがワシントンD.C.のナショナル交響楽団(NSO)の第7代音楽監督に就任することが発表されたのは、2016年の年明け早々のことだった。大晦日にメトロポリタン歌劇場で新制作されたビゼーの歌劇《真珠採り》初日を開けて絶賛されたばかりのタイミングで発表されたこのニュースは、ニューヨークでも驚きと、そしておそらく大いなる羨望とともに受け止められた。マリインスキーの首席客演指揮者時代に始まり、ニューヨーク・フィルハーモニックやモーストリー・モーツァルト・フェスティヴァルでの活躍、当時音楽監督を務めていたトリノ王立歌劇場を率いたカーネギー・ホールでの公演、そしてメトロポリタン歌劇場などでの活躍で注目度がますます高まっていたノセダ。2015年にはミュージカル・アメリカのコンダクター・オブ・ザ・イヤーにも選ばれ、一時はニューヨーク・フィルの次期音楽監督の有力候補の一人と目されたこともあった。

ところがノセダは、米国において初めて引き受ける音楽監督職を、ニューヨークではなく、ボストンやフィラデルフィアなどの米国の伝統的な音楽都市でさえもないワシントンD.C.で引き受けた。ワシントン・ポスト紙のクラシック音楽批評の主筆、アン・ミジェットはこのニュースをナショナル響にとって「coup(クーデターcoup d’etatのcoupで、この場合は大当たり、大成功といった意味)」と称したことに、誰もが頷いたものだ。

ノセダは就任前のあるインタビューで、ナショナル響から音楽監督就任の依頼を受けた時、直ちにオーケストラの可能性が非常に高いことを認識したと述べている。2011年に初共演して以来、そのクオリティの高さに感銘を受け、就任後の自分の仕事はそれを「着実」にすることだとも述べている。

果たしてCoupは、真に大成功となったようだ。正直なところ、首都D.C.のオケという以上の印象が薄かったナショナル響は、ノセダ就任後わずか2年にして急速に存在感を高め、厳しいことで有名なミジェット氏の批評も「魅了される」「燃えるような熱気とパワー」「エクセレント」という言葉が並び、ノセダを音楽監督に迎えてから初となった今年5月のカーネギーホール公演のニューヨーク・タイムズ紙の批評の書き出しは、「爽快な演奏」という言葉が踊った。

オーケストラの可能性を着実に引き出し、それをさらなるレベルに高めるノセダに率いられ、その可能性の全容を世に問うナショナル響。2020年の日本公演は、そんな上り坂にあるオーケストラのみが実現できる演奏を体験する、貴重な機会となるだろう。

小林伸太郎(音楽ジャーナリスト)

チケット詳細

【チケット残席状況】◯残席あり/△残席少/×売り切れ
公演日 S席 A席 B席 C席 D席 - -
3月11日 - - -
学生席 ※全席指定 - - - - - -
  • 公演日
    3月11日
  • S席
  • A席
  • B席
  • C席
  • D席
    -
  • 公演日
    学生席 ※全席指定
  • S席
    -
  • A席
    -
  • B席
    -
  • C席
    -
  • D席
【チケット料金】()内は夢倶楽部会員価格
S席:17,000円(16,000円)/A席:15,000円(14,000円)/B席:10,000円(9,000円)/C席:7,000円(6,300円)
学生席 ※全席指定
D席:5,000円(5,000円)
【備考】
*社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
 (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴いたします。)
 ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は5,000円です。

シニア・チケット=65歳以上の方はS、A席を会員料金でお求めいただけます。
車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
学生席・シニアチケット購入

チケット発売情報

① 9月14日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 9月15日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 9月18日(水) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 9月21日(土) 10:00a.m.~発売 一般   


… ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

【その他プレイガイド】
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード161-497]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407 [Lコード33947]

【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください

全国公演日程

日程 ホール お問い合わせ先 詳細リンク
3月6日(金) ハーモニーホールふくい (問)ハーモニーホールふくい チケットセンター 0776-38-8282 詳細ページ
3月7日(土) フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール) (問)フェニーチェ堺 072-228-0440 詳細ページ
3月10日(火) サントリーホール ★ (問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212 詳細ページ
3月11日(水) 東京芸術劇場 コンサートホール (問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212  
  • 日程
    3月6日(金)
  • ホール
    ハーモニーホールふくい
  • お問い合わせ先
    (問)ハーモニーホールふくい チケットセンター 0776-38-8282
  • 詳細リンク
    詳細ページ
  • 日程
    3月7日(土)
  • ホール
    フェニーチェ堺(堺市民芸術文化ホール)
  • お問い合わせ先
    (問)フェニーチェ堺 072-228-0440
  • 詳細リンク
    詳細ページ
  • 日程
    3月10日(火)
  • ホール
    サントリーホール ★
  • お問い合わせ先
    (問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212
  • 詳細リンク
    詳細ページ
  • 日程
    3月11日(水)
  • ホール
    東京芸術劇場 コンサートホール
  • お問い合わせ先
    (問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212
  • 詳細リンク
     
★:共演 諏訪内晶子

プロフィール

ジャナンドレア・ノセダ Gianandrea Noseda (音楽監督・指揮, Music Director&Conductor)
ジャナンドレア・ノセダは、同世代の指揮者の中でも先頭に立つひとりとして広く認められている。2016年1月にワシントン・ナショナル交響楽団の第7代音楽監督に指名された。その他、ロンドン交響楽団とイスラエル・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者、カダケス管弦楽団の首席指揮者、イタリアのストレーザ音楽祭の芸術監督も務めている。また、2021-22シーズンよりチューリッヒ歌劇場の音楽総監督に就任することが決まっている。ノセダは世界の主要なオペラ・ハウス及びオーケストラで頻繁にゲスト出演しており、その中にはメトロポリタン・オペラ、クリーヴランド管弦楽団、スカラ座、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、NHK交響楽団、フィラデルフィア管弦楽団、ロイヤル・オペラ・ハウス、ウィーン交響楽団、チューリヒ・オペラが含まれる。2015年にはベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と初共演し、また同年のザルツブルク音楽祭にもデビュー。ミラノ生まれ。イタリアの芸術界に対する貢献により、イタリア共和国功労勲章《カヴァリエーレ・ウッフィチャーレ》を授与されている。2016年国際オペラ賞の「今年の指揮者」受賞。同年ストックホルムにおいてノーベル賞コンサートを指揮する名誉を受けた。
ワシントン・ナショナル交響楽団 National Symphony Orchestra
1931年の創立以来、“アメリカの大統領府の都市にあるオーケストラ“として、常に芸術的卓越性と確たる存在感を発信し続けるオーケストラ。現在96名の団員を有し、キャピトル・コンサーツがテレビ放映する公式祝賀行事や、国内はもとより国際的にも重要なイベントに頻繁に参加し、米国で最もよく人々の耳に届くオーケストラのひとつとなっている。2016年に音楽監督にジャナンドレア・ノセダは、七代目の音楽監督として、エッシェンバッハ、スラットキン、ロストロポーヴィチ、ドラティという錚々たる指導者たちのタクトを受け継ぐ事となった。 毎年、ケネディー・センターや夏のウルフ・トラップ、また米国の首都ワシントンの芝生の上で、世界的ゲストを迎えてのコンサートの他、年間150を超える公演を行っている。また、オーケストラとしてのレパートリーの拡大や現代の作曲家たちのサポートにも熱心に取り組んでいる。これまでに、60を超える作曲家に新作を委嘱し初演してきた。その時代の音楽を演奏することは、常にワシントン・ナショナル交響楽団の使命としての最優先事項とされており、この取り組みは早くも1934年から、世界初演や米国初演の作品を聴衆に届け続けている。

主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:アメリカ大使館