ロシアン・ピアニズムの巨匠 魔法の指が紡ぎ出すオーケストラの様な響き!

ミハイル・プレトニョフ ピアノ・リサイタル

チケット詳細Ticket Information

① 1月19日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員 
② 1月20日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員 
③ 1月24日(木) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員 
④ 1月26日(土) 10:00a.m.~発売 一般   

… ジャパン・アーツぴあコールセンター 0570-00-1212
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イープラス eplus.jp
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曲目・演目Program

【一部曲目変更のお知らせ】(2019年4月5日)
出演者の強い希望により、当初予定しておりましたプログラムから、下記の通り一部変更がございます。
変更曲目 ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調 WoO. 80 ⇒ ベートーヴェン: ロンド Op.51-1 ハ長調
何卒ご了承いただきますよう、宜しくお願い申し上げます。

  • ベートーヴェン: ロンド Op.51-1 ハ長調
  • ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第23番 ヘ短調 Op. 57「熱情」
  • * * *
  • リスト:詩的で宗教的な調べより第7曲「葬送曲」S. 173
  • リスト:忘れられたワルツ S. 215 第1番
  • リスト:《巡礼の年》第2年:イタリアより第5曲「ペトラルカのソネット第104番」 S. 161/R10-5
  • リスト:夜想曲「眠られぬ夜、問いと答え」S. 203
  • リスト:3つの演奏会用練習曲 S. 144より第2曲「軽やかさ」
  • リスト:凶星!(不運) S. 208
  • リスト:2つの演奏会用練習曲 S. 145
  • リスト:暗い雲 S. 199
  • リスト:ハンガリー狂詩曲第11番 S. 244-11
  • リスト:葬送前奏曲と葬送行進曲 S. 206より「葬送行進曲」
  • リスト:愛の夢 第3番

公演によせてMessage

プレトニョフの新境地への期待

ミハイル・プレトニョフは測り知れない演奏家だ。若い時から鮮烈なヴィルトゥオーゾ・ピアニストとして名声を博し、やがて指揮にも乗り出してなんと自らロシア・ナショナル管弦楽団を1990年に創設、ピアノと指揮の両面で八面六臂の活躍を展開した後、2006年末に突然ピアニスト活動からの引退を宣言するも、カワイ楽器のピアノ「SHIGERU-KAWAI EX」との出会いによって2013年にまたピアニスト復帰……といったこれまでの彼の音楽人生をみると、いかにも移り気でエキセントリックに思えよう。活動ぶりや生き方だけではない。彼の奏でる音楽そのものも、伝統的な既成概念に囚われない自由な発想と強烈な表現意欲を特徴とする。まさに演奏にも生き様にも型破りな大胆さを示す音楽家だが、それは決して気紛れによるものでない。その背後に一貫するのは、むしろ反対に常に自らの音楽表現の可能性と方向性を徹底的に探求してやまない冷徹な姿勢である。彼の演奏が、破天荒なアプローチによりながらも説得力をもって聴く者に迫ってくるのも、それが充分に考え抜かれた完璧な表現へ練り上げられたものだからである。
そのプレトニョフがピアニストとしての前回の2016年の来日時に大きな変貌をみせた。もちろん独自の表現をめざす彼本来の姿勢は変わらない。ただそれが、以前のように大きく外に広がるのでなく、ひたすら内側への省察的な方向を示すようになっていたのだ。超然たる趣のうちに内省的な味わいをみせたグリーグのソナタやフレーズの意味をかみしめていくようなモーツァルトのソナタも印象的だったが、とりわけ驚かされたのがラフマニノフの協奏曲第2番である。静謐かつ瞑想的な語り口で心の深淵を探るかのようなその演奏は、鮮やかな名技的作品というこの曲のイメージを覆すきわめて独特のものだった。既成の作品像に拘らないのが若い時からのプレトニョフの身上とはいえ、それがこうした内省的な形で現れるようになったところに彼の新しい境地を見た思いだった。
今回のリサイタルの前半はベートーヴェンの「32の変奏曲」と「熱情」ソナタ。どちらも劇的起伏に富む作品だが、今の彼はそうした激しいドラマ性とは違う切り口で曲に迫るのではなかろうか。後半はリストの小品が並ぶが、名技華やかな曲でなく、悲劇的な曲、叙情小品、そして後期の晦渋な曲を並べたところに現在の彼の心境が窺える。リストの内的な心の世界に聴く者を引き込むような演奏になることだろう。

寺西基之(音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2019/6/15(土)
会場
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
お問い合わせ先

(問)芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255

日時
2019/6/16(日)
会場
フィリアホール(横浜市青葉区民文化センター)
お問い合わせ先

(問)フィリアホール チケットセンター 045-982-9999

日時
2019/6/17(月)
会場
東京オペラシティ コンサートホール
お問い合わせ先

(問)ジャパン・アーツぴあ 0570-00-1212

日時
2019/6/23(日)
会場
愛知県芸術劇場コンサートホール
お問い合わせ先

(問)CBCテレビ事業部 052-241-8118

日時
2019/6/24(月)
会場
アクトシティ浜松 中ホール
お問い合わせ先

(問)(公財)浜松市文化振興財団 053-451-1114

プロフィールProfile

ミハイル・プレトニョフ Mikhail Pletnev (ピアノ,Piano)

その幅広い活動により、一言では説明出来ない多才な芸術家。ピアニストとして世界の頂点を極め、指揮者や作曲家としても魔法のような驚くべき才能で、世界中の聴衆を魅了している。1990年ロシア・ナショナル管弦楽団(RNO)を設立。創設者・芸術監督として世界有数のオーケストラに育て上げる。2015年4月より東京フィルハーモニー交響楽団特別客演指揮者に就任。 1957年ロシア生まれ。78年、弱冠21歳でチャイコフスキー国際コンクールのゴールド・メダル及び第1位を受賞し、国際的な脚光を浴びる。驚くべき技巧、深い知性に裏づけられた演奏、完璧にコントロールされた美しい音色で、世界各地でカリスマ的人気を誇る現代最高のピアニストの一人として活躍。しかし、2006年、突然ピアニスト活動を停止し世界を驚嘆させる。SHIGERU KAWAIピアノとの出会いにより、2013年よりピアノ活動を再開。以前にも増して素晴らしい演奏が、話題となっている。 1995年イェリツィン元大統領および2002年プーチン大統領によってロシア共和国第一等国家賞を授与されている。 使用ピアノ:カワイフルコンサートピアノ SK-EX

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:ロシア連邦大使館
協力:KAWAI

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