大輪の華を咲かせるプリマドンナ-日本中が待ちこがれた再来日

ディアナ・ダムラウ&ニコラ・テステ オペラ・アリア・コンサート

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曲目・演目Program

【曲目一部変更のお知らせ】(10月24日)
この度、出演者の希望により、当初予定しておりました曲目に一部変更がございます。
新たに≪椿姫≫第1幕よりヴィオレッタのアリアなどが加わり、こちらも期待高まる内容となっております。
何卒ご理解・ご了承の上、ご来場下さいますようお願い申し上げます。
今回新たに演奏されることになった楽曲

ロッシーニ:歌劇≪セビリアの理髪師≫より
     「今の歌声は」★
     「陰口はそよ風のように」◆

グノー:歌劇≪ロメオとジュリエット≫より 「あぁ、私は夢に生きたい」★

ヴェルディ:歌劇≪ドン・カルロ≫より 「ひとり寂しく眠ろう」◆

ベッリーニ:歌劇≪カプレーティとモンテッキ≫より 「あぁ、幾たびか」★ 

ベッリーニ:歌劇≪清教徒≫より 「おお、愛する叔父さま、私の第二のお父さま」★◆ 

– – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – – –
ワーグナー:歌劇≪さまよえるオランダ人≫より 「我が子よ、いらっしゃいをお言い」◆ 

マイヤーベーア:歌劇≪ディノーラ≫より 「軽やかな影(影の歌)」★

ポンキエッリ:歌劇≪ジョコンダ≫より 「彼女は死なねばならぬ」◆

ヴェルディ:歌劇≪椿姫≫より 「不思議だわ~あぁ、そはかの人か~花から花へ」★ 

ほか、管弦楽のみによる演奏楽曲数曲予定
ディアナ・ダムラウ(ソプラノ)  / ニコラ・テステ(バス・バリトン)

・今回の変更に伴うチケットのキャンセル・変更は承れません。
・上記曲目は2017年10月23日現在の予定です。最終的な曲目は当日発表とさせていただきます。

【変更前の曲目】
ロッシーニ:歌劇《セビリアの理髪師》より「今の歌声は」 「陰口はそよ風のように」
マイヤーベーア:歌劇《ユグノー教徒》より「高貴な皆さま方」 ★「ピフ・パフ」 ◆
ヴェルディ:歌劇《ドン・カルロ》より「ひとり寂しく眠ろう」 ◆
グノー:歌劇《ロメオとジュリエット》より「愛よ、私に力をください」 ★
マイヤーベーア:歌劇《ディノーラ》より「軽やかな影(影の歌)」 ★
ゴメス:歌劇《サルヴァトール・ローザ》より「夫として、父として」 ◆
ベッリーニ:歌劇《清教徒》より「ああ、私に希望を返して~あの方の優しい声が~来て、愛しい方」 ★
ポンキエッリ:歌劇《ジョコンダ》より「彼女は死なねばならぬ」 ◆
ガーシュイン:歌劇《ポーギーとベス》より「ベス、お前は俺のもの」 ★ ◆

  • 春よこい(童謡)
  • ガーシュウィン:『ポーギーとベス』’ベス、お前は俺のもの’
  • プッチーニ:『ジャンニ・スキッキ』’私のお父さん’

公演によせてMessage

咲き誇る大輪の花!オペラ界を牽引する世界最高のソプラノ、待望のリサイタル!

 しばらく、席を立つことができなかった。
 メトロポリタンオペラのライブビューイングで上映された、グノー《ロメオとジュリエット》を見終わった時のことである。音楽は美しいが、「ちょっと退屈」だと感じていたこのオペラに対する偏見が、根こそぎくつがえった瞬間だった。
 最大の功績は、ジュリエット役のディアナ・ダムラウにあった。完璧な技術、澄んだ、しなやかな声、伸びやかな高音ときらめくコロラトゥーラ、そして何より、美しい声が万華鏡のように反映するジュリエットのめくるめく感情…敏捷で快活な演技も含めて、ダムラウは恋する乙女になりきっていた。彼女の一声に、一挙一動に、心を奪われ続けた3時間。時よ止まれ!何度、心のなかでそう呟いたことだろう。
 ディアナ・ダムラウは、絶頂期を迎えつつある「世界最高のソプラノ」(《ロメオとジュリエット》を演出したB・シャーの言葉)である。彼女の実演にはじめて接した2008年(ドレスデンでの《リゴレット》)の時点で、ダムラウはすでに「ドイツ人のナンバーワンソプラノ」(劇場関係者)という評価を得ていた。その彼女が日本の聴衆の前で真価を見せつけたのは、2011年、あの大震災の直後のメトロポリタンオペラの来日公演でのこと。大スターが軒並みキャンセルする中、予定通り《ルチア》に出演した彼女は、迫真の演技と完璧な歌唱で私たちを虜にした。幼い乳飲み子を連れての来日という心遣いとともに。
 そのダムラウが、6年ぶりに日本にやってくる。プログラムは《ロメオとジュリエット》《清教徒》をはじめ、目下のところもっとも得意としている作品ばかり。しかも共演は、おしどり夫婦で知られるバス・バリトンのニコラ・テステだ。こちらも《ドン・カルロ》など名曲を披露してくれる。聴き逃したら絶対に後悔するリサイタルになることは、請け合いである。

加藤浩子 (音楽評論家)

プロフィールProfile

ディアナ・ダムラウDiana Damrau (ソプラノ, Soprano )

現在最も人気のあるプリマドンナの一人。リリック・ソプラノからコロラトゥーラ・ソプラノまで、そのレパートリーは幅広く、《ランメルモールのルチア》、《マノン》、《椿姫》、《リゴレット》のジルダ、《魔笛》の夜の女王などで、ミラノ・スカラ座、バイエルン国立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、メトロポリタン歌劇場などの名だたるオペラハウスに招かれている。なかでも緊密な関係を築いているバイエルン国立歌劇場からは2007年に宮廷歌手の称号を授与されている。またメトロポリタン歌劇場は、ダムラウの複数の出演公演を世界中の映画館にHD映像配信している。ワーナークラシックスより複数のソロアルバムがリリースされているほか、様々なオペラ(全曲)を収録したCDやDVDにもその歌声が収められている。

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ニコラ・テステ Nicolas Testé (バス・バリトン, Bass-baritone)

フランス出身のバス・バリトン。パリでピアノ、バスーン、音楽史を学んだ後、パリ国立オペラ歌手養成コースで研鑽を積み歌手としてのキャリアをスタート。《ランメルモールのルチア》のライモンドで、2015/16シーズンにサンフランシスコ歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラに立て続けにデビュー。メトロポリタン歌劇場、バイエルン国立歌劇場、パリ国立オペラなどにも出演している。2017年春からはソプラノのディアナ・ダムラウとのツアーで、南アメリカおよびヨーロッパ各地を回る。

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パーヴェル・バレフ Pavel Baleff (指揮, Conductor)

バーデン=バーデン・フィルハーモニー首席指揮者。オペラ、バレエ、コンサートの指揮者としてチューリッヒ歌劇場、ドレスデン国立歌劇場、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス、ボリショイ劇場などで活躍。カール・マリア・フォン・ウェーバー・コンクール第1位、指揮者として参加した録音作がドイツ・レコード批評家賞、国際クラシック音楽賞を受賞するなど、その実力を高く評価されており、2016年12月にはドニゼッティ《愛の妙薬》でウィーン国立歌劇場にもデビューした。

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東京フィルハーモニー交響楽団 Tokyo Philharmonic Orchestra

1911年創立。約130名のメンバーを擁する、日本最古の歴史と伝統をもつオーケストラ。名誉音楽監督チョン・ミョンフン、首席指揮者はアンドレア・バッティストーニ、特別客演指揮者ミハイル・プレトニョフ。自主公演の他、新国立劇場などでのオペラ・バレエ演奏、NHK他の放送演奏など、高水準の演奏活動を展開。海外公演も積極的に行い、最近では日韓国交正常化50周年を記念し2015年12月にソウルと東京の2都市でソウル・フィルと合同演奏会を行った。

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
協力:株式会社ワーナーミュージック・ジャパン

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