東京芸術劇場 Presents ブラスウィーク 2016 誇り高い英国ブラス―輝かしい伝統を受け継ぐ最高峰のバンドが26年ぶりに来日!!
ブラック・ダイク・バンド
- オーケストラ
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【曲目・ソリスト変更のお知らせ】(2016年10月31日)
当初発表されておりました曲目・ソリストが変更になりました。
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■ブラック・ダイク・バンド 曲目解説をご覧いただけます。(2016年10月)
■【掲載情報】ブラック・ダイク・バンド 講談社FORZA STYLE(2016年10月)
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チケット詳細Ticket Information
① 6月18日(土) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部ネット会員
② 6月19日(日) 10:00a.m.~発売 夢倶楽部会員
③ 6月21日(火) 10:00a.m.~発売 ジャパン・アーツぴあネット会員
④ 6月23日(木) 10:00a.m.~発売 一般
… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可チケット購入はこちら※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。
【その他プレイガイド】
チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999 [Pコード297-783]
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296 (10:00-19:00 休館日を除く)
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード33103〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650
【チケット購入にあたっての注意事項】こちらからご一読ください
チケット残席状況
残席あり / × 売り切れ
特別割引
- ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
- ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
- チケットぴあ t.pia.jp 0570-02-9999
[Pコード●●●-●●●] - イープラスeplus.jp
- ローソンチケット0570-000-407[Lコード●●●]
- 東京文化会館チケットサービス https://www.t-bunka.jp/tickets/ 03-5685-0650
- サントリーホールチケットセンター https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/purchase/ 0570-55-0017
- 紀尾井ホールチケットセンター https://kioihall.jp/tickets 03-3237-0061
- 東京オペラシティチケットセンター https://www.operacity.jp/concert/ticket/ 03-5353-9999
- 横浜みなとみらいホールチケットセンター http://minatomirai.pia.jp/ 045-682-2000
チケット購入にあたっての注意事項
曲目・演目Program
<第1部>——————————————————
クイーンズバリー(ケイ)
序曲「海賊」(ベルリオーズ/ブランド編曲)
ミス・ブルー・ボネット(サイモン/スミス編曲)
コルネット独奏:リチャード・マーシャル
ディープ・ハーモニー(パーカー)
ビー・マイ・ラブ(ブロドスキー/ファー編曲)
バリトン独奏:カトリーナ・マーゼラ
組曲「スターバト・マーテル」より(ジェンキンス/ウェインライト&R.チャイルズ編曲)
Ⅱ.カントゥス・ラクリモーズス(悲しむべき魔法)
Ⅲ.パラディーズィ・グローリア(天国の栄光を)
深紅と黄金の交響曲(グレイアム)
<第2部>——————————————————
エンター・ザ・ギャラクシー(ロヴァット=クーパー)
———-ソリスト・ショーケース———-
トレボーン湾のほとりで(P. ロヴァット=クーパー)
フリューゲル・ホーン独奏:ゾイ・ハンコック
フリング(プライス)
シロフォン独奏:アンドリア・プライス
ヴィーナスの謝肉祭(スタイガース/ヴィズッティ&ベイツ編曲)
ユーフォニアム独奏:ゲイリー・カーティン
———-ブラック・ダイク ビッグ・バンドスタイル———-
ヴォルガの舟歌(ロシア民謡/スミス編曲)
この素晴らしい世界(ファーニー編曲)
シング・シング・シング(プライス編曲)
ファイヤー・イン・ザ・ブラッド(ロヴァット=クーバー)
- ウーリッヒ・ローバー&ミヒャエル・コルブ:ハイランド・カテドラル
- バッハ:トッカータ ニ短調
公演によせてMessage
ついにやってくる、世界最強のブラス・バンド・チーム!
ダイクの前にダイクなく、ダイクの後にもダイクなし!
イギリスにおけるブラス・バンドの人気は、私たち日本人には想像しにくいかもしれない。イギリス全土に2000団体以上が存在し、週末になれば、どこかで必ずコンテストが開催されている。ブラス・バンドは、「音楽」であると同時に「競技」でもあり、故郷の「誇り」でもある。その点、サッカーと似た存在といってもいいかもしれない。
それらすべてのコンテストで何度となく優勝を飾っているのが、名門中の名門「ブラック・ダイク・バンド」である。何しろ全英選手権23回、全英オープン30回、さらにはヨーロピアン選手権でも13回の優勝を獲得しているのだ。
彼らのルーツは1816年にヨークシャーで結成された小さな吹奏楽団である。その中の金管奏者たちが、1855年にブラック・ダイク紡績工場でブラス・バンドを結成した。
以後、独走をつづけ、いまや「ダイクの前にダイクなく、ダイクの後にもダイクなし」とまで謳われる、世界最強のブラス・バンド・チームとなっているのだ。
そんな彼らが、26年ぶりに来日する!
しかも曲目がすごい。近年、英ブラス・バンド界で大人気、アディエマスのプロデューサー、カールジェンキンスによる≪スターバト・マーテル≫や、吹奏楽でも有名なピーター・グレイアムの新作、そしてトップメンバーによるソロ曲の数々。「俺たちはこれを演奏したいんだ!」との叫びが聴こえてきそうだ。
イギリスのブラス・バンドはプロ、アマ混在で構成されている。よってメンバーの大半はほかに仕事を持っている。それだけに、“東洋の果て”日本への演奏旅行がいかに貴重な機会か、おわかりいただけるはずだ。
ブラス・バンドはサクソルン系の金管楽器を中心に、原則28名+αで構成される、意外と小さな演奏形態だ。音色も室内楽を思わせ、柔らかくて繊細な響きである。大音量が席巻する日本の吹奏楽界に、新鮮な衝撃をもたらしてくれるにちがいない。
富樫 鉄火(音楽ライター)
プロフィールProfile
ニコラス・チャイルズ Nicholas Childs(ブラック・ダイク・バンド音楽監督・首席指揮者, Music Director & Chief Conductor)
DMA(博士号)、MA(修士号)、FLCM(ロンドン・カレッジ・オブ・ミュージックのフェローの称号)、ARCM(Hons)(英国王立音楽大学名誉アソシエイトの称号)
世界のブラス・バンド界の重鎮。指揮者、指導者、先駆的な録音の制作者として、国際的に知られている。ブラック・ダイク・バンドの首席指揮者兼音楽監督という現在の職に就任してからは、新曲の世界初演、録音等の活動が際立っている。
指揮者としてこれまでに全英ブラス・バンド選手権で6回全英国チャンピオンを獲得している。それは、2001年、04年、08年、09年、14年がブラック・ダイク・バンドを率いてのものであり、1999年がフォーデンズ・クルトワ・バンドを率いてのものである。
さらに、ブラック・ダイク・バンドとは、ブリティッシュ・オープン・ブラス・バンド選手権で2005年、06年、14年に優勝し、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で2005年、12年、15年に優勝している。2009年6月には、ブラック・ダイク・バンドを率いて、彼にとって初めてとなるイングランド(イングリッシュ・ナショナルズ)選手権で優勝し、その後、11年、12年、13年にも優勝を重ねた。この他にも、スウェーデン、フランス、スコットランド(4回)、ウェールズ(3回)、ノルウェー(5回)の各ナショナル選手権での優勝がある。さらに、リーズ・メトロポリタン大学からは、2006年に名誉博士号を授与され、2008年には教授に任命された。また同年、ロンドン市の名誉市民「フリーマン・オブ・ザ・シティ・オブ・ロンドン」の称号を授与された。
近年、王立ノーザン音楽大学の教授に任命され、同大学の学長、リンダ・メリック教授は、「音楽業界に際立った貢献をされたニコラス・チャイルズ氏に、教授という役職を引き受けていただけたことを、私たちは大変光栄に思っています。そして、王立ノーザン音楽大学に新設されたフィリップ・ジョーンズ・ブラス・センターを拠点にブラス・バンド教育を充実させるにあたり、彼と共に活動することを楽しみにしています」と述べた。
ブラック・ダイク・バンド The Black Dyke Band
1855年創立。その前史としては、1816年、ピーター・ワートンが、ヨークシャーのクイーンズヘッド(現在のクイーンズバリー)に、金管楽器と木管楽器によるバンドを設立。後に「ブラック・ダイク・ミルズ・バンド」の創設者となるジョン・フォスターは、このワートンの設立したバンドのフレンチ・ホルン奏者であった。1833年になると、「クイーンズヘッド・バンド」という名の新しいバンドが結成された。このバンドクイーンズヘッド・バンドは、1838年から1843年にかけて団員18名を擁していたと伝えられている。
ブラック・ダイク・バンドは、2005年9月15日に創設150周年記念日を迎え、この時ロイ・ニューサム博士の著した「ゴールデン・イヤー:ブラック・ダイク150年の歴史」という書籍の出版、3枚組のCDセット「ジュエルズ・イン・ザ・クラウン」をリリースした。
ブラック・ダイク・バンドは、世界で最も多くの録音をおこなっているバンドで、すでに350枚を超えるディスコグラフィーは、年々さらに増加を続けている。また、同バンドは、世界で最もコンテストで成功を収めているバンドでもある。これまでに、ヨーロピアン・ブラス・バンド選手権で13回(直近では2015年)、ブリティッシュ・オープン・ブラスバンド選手権で30回(直近では2014年)、全英ブラス・バンド選手権で23回(直近では2014年)の優勝がある。また、イングリッシュ・ナショナル・ブラスバンド選手権では、2009年、11年、12年、13年に優勝したのに加え、2014年10月にも優勝したことにより、2014年の「イングリッシュ・ナショナル・チャンピオン」のタイトルを獲得した。
2006年には、ブラック・ダイク・バンドは、若者たちの活動を支援する働きかけの一環として、ニコラス・チャイルズ博士の指導と同バンド正規メンバーの協力の下に、11歳から21歳までの若者たちが、演奏者、作曲家、市民として、自身の潜在能力を余すところなく発揮できるように、彼らに良い刺激を与え、彼らの意欲を掻き立てることを主旨としてヨークシャー・ユース・ブラス・バンド(YYBB)を創設。
2007年8月には、ブラック・ダイク・バンドは、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールにおけるBBCプロムスに招かれて演奏を行った。
主催・協賛
主催:ジャパン・アーツ 協賛:三菱商事株式会社
共催:東京芸術劇場(公益財団法人 東京都歴史文化財団)
後援:一般社団法人 全日本吹奏楽連盟
協力:株式会社 ビュッフェ・クランポン・ジャパン