ハープと歌で織り成す天上の調べ

モイツァ・エルトマン(ソプラノ) & グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ) デュオ・リサイタル

モイツァ・エルトマン(ソプラノ) & グザヴィエ・ドゥ・メストレ(ハープ) デュオ・リサイタル

チケット詳細Ticket Information

① 12月6日(金) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 12月7日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 12月8日(日) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 12月14日(土) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

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… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可

 

【その他プレイガイド】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード215-939]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード37360〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
  *残券がある場合、2/3(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

曲目解説をご覧いただけます。

【お知らせ】(4月30日)
シューベルトの「死と乙女 Op.7-3 D.531」は、「乙女D.652」に変更となりました。
ご了承下さいますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

 

【第1部】
F. シューベルト: Schubert
男なんてみな悪者 Op.95 D.866-3
Die Männer sind mechant Op. 95 D.866-3

至福 D.433
Seligkeit D.433

乙女 D.652
Das Mädchen D.652

野ばら Op.3-3 D.257
Heidenröslein Op.3-3 D.257

月に寄せて D.259
An den Mond D.259

糸を紡ぐグレートヒェン Op.2 D.118
Gretchen am Spinnrade Op.2 D.118

W. A. モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第16番 ハ長調 K.545(ハープ・ソロ)
Mozart: Sonate facile in C major K.545

歌劇「フィガロの結婚」より“さあ早く来て、いとしい人よ”(スザンナのアリア)
Deh vieni (Susanna-Arie aus Le Nozze)

V. ベッリーニ:歌劇 「カプレーティとモンテッキ」より“ああ幾度か”
Bellini: O quante volte (Giulietta-Arie)

 


【第2部】

R. シュトラウス: Strauss
ひどい天気 Op.69-5
Schlechtes Wetter Op.69-5

万霊節 Op.10-8
Allerseelen Op.10-8

私の思いのすべて Op.21-1
All mein Gedanken Op.21-1

何もなく Op.10-2
Nichts Op.10-2

あなたは私の心の王冠 Op.21-2
Du meines Herzens Krönelein Op.21-2

セレナーデ Op.17-2
St?ndchen Op.17-2

B. スメタナ:交響詩「わが祖国」より「モルダウ」(ハープ・ソロ)
B. Smetana: The Moldau

G. ヴェルディ: 歌劇「リゴレット」より“慕わしき人の名は”
Verdi: Gualtier Malde (Gilda-Arie)

A. サリエーリ:歌劇「ダナオスの娘たち」より“あなたの娘が 震えながら”
Salieri: Par les larmes dont vorte fille

G. プッチーニ:歌劇「ジャンニ・スキッキ」より“私のいとしいお父さん”
Puccini: O mio babbino caro (Lauretta-Arie)

※曲目・曲順は変更になる場合がございますので、予めご了承ください。

公演によせてMessage

春が楽しみ。エルトマン&メストレの多彩なレパートリーと凄すぎる技術

 スマートかつ強く、信じがたいほど透明な声。音程もリズムも絶対にはずさない。モーツァルトしかり。アルバン・ベルクしかり。モイツァ・エルトマンは、ドイツに久々に現れた超トップレベルのソプラノだ。ただ、正直なところ、ちょっと冷たい印象がなくもなかった。なんでも屋がなんでも完璧にこなす……。ところがどうだろう。素顔は、まことに堅実賢明、それでいて熱い、好奇心いっぱいの人だった。
 たとえば、彼女は絶対音感の持ち主で、楽譜をはやく覚えることができる。そのため無調音楽のオファーも多いが、たえず特殊唱法にさらされるのはいやだと言う。「伝統的な楽曲にいつでも戻ってこられる。それが重要です」。そうして慎重に育んできたレパートリーは、しかし、驚くほど広い。「多様性。いろんなジャンル。変化がないと退屈でしょ」。
 このたびの来日公演の演目も、じつに多彩だ。しかもデュオの相手はピアニストではなく、ハーピスト。あの「貴公子」ことグザヴィエ・ドゥ・メストレである。ウィーン・フィルを退団してからは、ソロやアンサンブルで活躍中。エルトマンともすでに何度も共演してきたという。「彼はピアノ譜から弾きます。レパートリーも技術も、ほんとうに凄い。演目は、まず私が考えて、それから彼と話し合いました。徐々にヴォルテージを上げてゆくという流れで」。R. シュトラウスなど、歌唱・器楽パートともに厄介なくらい高度なものもある。「自分に合っていると思うし、もっと知られて欲しいので」。
 さらに注目すべきは、オペラからも多様なピースを含んでいる点だ。「実はハープと歌ったことは、まだありません。日本公演が初公開です」。今回は小さめの会場でもオペラを加えるが、ベッリーニとプッチーニの作品から「いくぶん内省的なアリア」を選んだ由。このあたりにも、熟慮の痕がみられよう。
 近寄りがたいほどの美人だが、いたって気さく。「日本ではサイン会をするでしょ」と言うので、「あれは大変でしょう」と水を向けたら、「ぜんぜん!お客さんと実際に会ってことばを交わす。とてもいいと思うわ」と返ってきた。春を楽しみにしよう。

舩木 篤也(音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2014/4/22(火)
会場
王子ホール
お問い合わせ先

王子ホール チケットセンター 03-3567-9990

日時
2014/4/24(木)
会場
兵庫県立芸術文化センターKOBELCO 大ホール
お問い合わせ先

芸術文化センターチケットオフィス 0798-68-0255

日時
2014/4/27(日)
会場
京都バロックザール
お問い合わせ先

青山音楽記念館 075-393-0011

日時
2014/4/30(水)
会場
東京オペラシティ コンサートホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

プロフィールProfile

モイツァ・エルトマン Mojca Erdmann (ソプラノ / Soprano)

 トーンの美しさと非の打ち所のない芸術性により、批評家から賞賛され、聴衆に愛されるソプラノ。ニューヨークのメトロポリタン歌劇場、マドリッド・レアル劇場、ザルツブルク音楽祭、フランクフルト・アルテ・オーパー、アムステルダム・コンセルトヘボウ、バーデン・バーデン祝祭劇場など、世界有数の舞台で公演している。
 多彩なレパートリーを持つ彼女は、現代音楽作品の歌い手としても人気を博し、武満徹《マイ・ウェイ・オブ・ライフ》世界初演や、リームのモノドラマ《プロセルピナ》のタイトルロールなどを歌った他、ベルリン国立歌劇場でバレンボイム指揮の下に《ルル》のタイトルロールの役デビューを果たし、大成功を収めた。
2011/12シーズンには、《ジークフリート》の森の小鳥、および新演出の《ドン・ジョヴァンニ》のツェルリーナで、ニューヨークのメトロポリタン・オペラにデビューした。2012/13シーズンには、《フィガロの結婚》のスザンナ、13/14シーズンにはリヒャルト・シュトラウスの《ばらの騎士》主役として同劇場に再登場する。さらに、ゾフィー役ではウィーン国立歌劇場にも再出演するなど、益々活動の幅を拡げている。
ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。同レーベルでの初のソロ・アルバム「モーツァルト・ガーデン」はモーツァルトと彼の同時代の作曲家のアリア集である。
オフィシャル・ホームページ:www.mojcaerdmann.com

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グザヴィエ・ドゥ・メストレ Xavier de Maistre (ハープ / Harp)

 グザヴィエ・ドゥ・メストレは、オーケストラで演奏される作品の数々を見事なアレンジで披露し、楽器の可能性を新たにする創造性を持つ演奏家として高い評価を得ている。
 ガッティ、ムーティ、プレヴィン、ラトルなど優れた指揮者の下、主要なオーケストラと共演をしている。そして、ザルツブルク音楽祭、ウィーン芸術週間、ヴェルビェ音楽祭などヨーロッパの主要な音楽祭に出演している。室内楽の分野では、ダムラウ、エルトマン、ミュラー=ショットらと共演している。
 2013-14年のオーケストラとの共演におけるハイライトは、アカデミー・オブ・セントマーティン・イン・ザ・フィールズとの長期ツアー、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、バーゼル室内管弦楽団、及びパリ管弦楽団とのペンデレツキの新しい協奏曲の世界初演がある。デュオとしてはダムラウと共に、グラーフェネック音楽祭、ミュンヘン・オペラ・フェスティバル、ロンドンのウィグモア・ホールに出演する。
 フランスのトゥーロンに生まれ、9歳からハープを学ぶ。パリでジャクリーヌ・ボローとカテリーヌ・ミシェルに師事。1998年、世界で最も権威あるUSA国際ハープ・コンクールで優勝。直ちにフランスの音楽家として初めてウィーン・フィルのソロ・ハーピストに就任、2010年夏まで務めた。2001年よりハンブルク音楽大学教授。ジュリアード音楽院、トリニティ音楽院で定期的にマスタークラスを行う。
オフィシャル・ホームページ:www.xavierdemaistre.com

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:ドイツ連邦共和国大使館 / 在日フランス大使館 / アンスティチュ・フランセ日本
協力:ユニバーサル ミュージック / ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

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