古楽アンサンブル

マグダレーナ・コジェナ&プリヴァーテ・ムジケ

マグダレーナ・コジェナ&プリヴァーテ・ムジケ

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本公演の休憩について
本公演は休憩がございません。開演いたしますと、お席までご案内できなくなる可能性がございます。当日はお時間に余裕を持ってご来場くださいますよう、お願い申し上げます。
サイモン・ラトルからメッセージ
もちろん、私は贔屓目に見ています。しかしLettere Amorose(今回の演目)の演奏と録音は、まさに新発見だと私には思えます。これまで聞いたことのないこんなにたくさんのすばらしい音楽が、ミュージシャンの心からの喜びと自由と共に奏でられているのです。こんなに豊かで想像力にあふれた音楽は、まるでつい昨日書かれたかと思えるほどです。このコンサートを聴いてホールを出てきて、最高にいい気分になっていない人なんていないでしょう!
サイモン・ラトル(ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団/首席指揮者・芸術監督)

マグダレーナ・コジェナ インタビュー [No.1](2013年7月)

マグダレーナ・コジェナ インタビュー [No.2](2013年7月)

チケット詳細Ticket Information

① 6月28日(金) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部ネット会員 

② 6月29日(土) 10:00a.m.~発売  夢倶楽部会員 

③ 6月30日(日) 10:00a.m.~発売  ジャパン・アーツぴあネット会員 

④ 7月13日(土) 10:00a.m.~発売  一般  
※ジャパン・アーツ夢倶楽部会員先行発売などで満席になった席種は、以降販売されない場合がございます。

チケット購入はこちら

… ジャパン・アーツぴあコールセンター (03)5774-3040
… インターネットで購入可

 

【その他プレイガイド】
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ pia.jp/t 0570-02-9999 [Pコード200-116]
イープラス eplus.jp
ローソンチケット 0570-000-407〔Lコード 38978〕
東京文化会館チケットサービス 03-5685-0650

 

【特別割引チケット (ジャパン・アーツぴあコールセンターのみで受付/事前に電話予約が必要です)】
◎学生席(各ランクの半額/限定)
  *残券がある場合、9/2(月)10:00よりジャパン・アーツぴあコールセンターにて受付をいたします。
  *社会人学生を除く25歳までの学生が対象です。公演当日、入口にて学生証を拝見いたします。
   (学生証がない場合は一般料金との差額を頂戴する場合がございます。)
   ジャパン・アーツ夢倶楽部会員で学生の方も、学生席は一般価格の半額です。
◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席、A席を会員料金でお求めいただけます。
◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。

チケット残席状況

残席あり / × 売り切れ

特別割引
  • ◎シニア・チケット=65歳以上の方はS席とA席が会員料金でお求めいただけます。
  • ◎車椅子の方は、本人と付き添いの方1名までが割引になります。(ジャパン・アーツぴあコールセンターでのみ受付)
その他プレイガイド
チケット購入にあたっての注意事項

こちらからご一読ください

曲目・演目Program

本公演は休憩がございません。開演いたしますと、お席までご案内できなくなる可能性がございます。当日はお時間に余裕を持ってご来場くださいますよう、お願い申し上げます。(2013年11月1日現在)
◆【全曲目発表】全曲目が決定いたしましたので、お知らせいたします。(2013年6月27日現在)

曲目解説はこちらから

 

フィリッポ・ヴィターリ:美しき瞳よ
F. Vitali: O bei lumi

シジズモンド・ディンディア:酷いアマリッリ
S. D’India: Cruda Amarilli

ジュリオ・カッチーニ:聞きたまえ、エウテルペ、甘い歌を
G. Caccini: Odi Euterpe, il dolce canto

ルイス・デ・ブリセーニョ:カラヴァンダ・チャコーナ
L. Briçeño: Caravanda Ciacona

タルクィーニオ・メールラ:今は眠るときですよ(子守歌による宗教的カンツォネッタ)
T. Merula: Hor ch’è tempo di dormire(Canzonetta Spirituale)

ガスパール・サンス:カナリオス
G. Sanz: Canarios

シジズモンド・ディンディア:穏やかな春風がもどり
S. D’India: Torna il sereno zeffiro

ビアージョ・マリーニ:星とともに空に
B. Marini: Con le Stelle in Ciel

ジョバンニ・パオロ・フォスカリーニ:パッサメッゾ
G. P. Foscarini: Passamezzo

クラウディオ・モンテヴェルディ:苦悩はとても甘く
C. Monteverdi: Sí dolce è íl tormento

ジロラモ・カプスベルガー:トッカータ・アルぺジアータ
G. Kapsberger: Toccata Arpeggiata

ジロラモ・カプスベルガー:わたしのアウリッラ
G. Kapsberger: Aurilla mia

シジズモンド・ディンディア:ああどうしたら?もの悲しい哀れな姿でもあなたが好き
S. D’India: Ma che? Squallido e oscuro anco mi piaci

ジロラモ・カプスベルガー:幸いなるかな、羊飼いたちよ
G. Kapsberger: Felici gl’animi

ジョバンニ・パオロ・フォスカリーニ:シャコンヌ
G. P. Foscarini: Ciacona

バルバラ・ストロッツィ:恋するヘラクレイトス
B. Strozzi: L’Eraclito amoroso

ガスパール・サンス:曲芸師
G. Sanz: Matachin

タルクィーニオ・メールラ:そう思う者はとんでもない
T. Merula: Folle è ben che si crede

クラウディオ・モンテヴェルディ:ちょっと高慢なあの眼差し
C. Monteverdi: Quel sguardo sdegnosetto

*メゾ・ソプラノ:マグダレーナ・コジェナ
Mezzo Soprano: Magdalena Kozena

公演によせてMessage

―古楽は“人生に完璧はない”と教えてくれます。
その場の人間、その瞬間から生まれる音楽ではないかと思うんです。

マグダレーナ・コジェナ

稀な美声に真心を乗せて
 チェコ出身のメゾ・ソプラノ、マグダレーナ・コジェナはかねがねオペラの世界で評価が高い人である。モーツァルト、グルック、ロッシーニ、あるいはドビュッシーのオペラを歌って名を挙げており、そのかたわらバロックから古典派、ロマン派、近~現代に至るまでの歌曲を幅広く手がけるコンサート歌手としても重んじられている。
 そのコジェナが最近出したアルバム、<愛の手紙>(ドイツ・グラモフォン盤)を一聴したが、その美しさには感心かつ感動させられた。これは「イタリア初期バロック・アリア集」と副題されているように、おおむね17世紀前半に作曲されたイタリアの歌曲(カンタータ、アリア、舞曲の形による軽い歌謡など)を集めて歌ったものだが、彼女持ち前の豊かな美声が、どのジャンルの歌とも極めて愛称が良いことを示している。このようなレパートリーを手がけるとき、コジェナは時代様式に背かぬようヴィブラートをつつしんだ唱法をとるが、歌いくちは極めて情感に富んでいる。モンテヴェルディをはじめカッチーニ、メルーラ、あるいは情熱の女性作曲家として聞こえたバルバラ・ストロッツィなどの作品を彼女は心を込めて歌っている。
 来たる11月の日本公演で、コジェナはもっぱら上記のCDからの曲目を歌うとのこと。更に共演する人々も同CDで雰囲気豊かに共演している古楽アンサンブル「プリヴァーテ・ムジケ」だとのことで、一層期待が高まる。
 稀な美声に真心を乗せて歌われる初期バロック珠玉の歌曲集-疑いなく、ざらにはない感銘が私たちを待っている。

濱田滋郎(音楽評論家)

全国公演日程National performance

日時
2013/11/12(火)
会場
東京オペラシティ コンサートホール
お問い合わせ先

ジャパン・アーツぴあ 03-5774-3040

日時
2013/11/15(金)
会場
王子ホール
お問い合わせ先

王子ホールチケットセンター 03-3567-9990

日時
2013/11/17(日)
会場
三井住友海上しらかわホール
お問い合わせ先

しらかわホールチケットセンター 052-222-7117

プロフィールProfile

マグダレーナ・コジェナ Magdalena Kožená (メゾ・ソプラノ/Mezzo Soprano)

 チェコ、ブルノ生まれ。ブルノ音楽院で学んだ後、ブラチスラヴァ舞台芸術大学に進み、エヴァ・ブラホヴァから指導を受けた。
 ドイツ・グラモフォンの専属アーティストであり、同レーベルからは、プリヴァーテ・ムジケを共演のアンサンブルとして「愛の手紙~イタリア初期バロック・アリア集」をリリースしたばかりである。
 ロンドン、パリ、ベルリン、ウィーン、東京、ニューヨークなどでリサイタルを行い、リサイタルの共演者には、バレンホイム、ブロンフマン、シフ、内田光子らが名を連ねている。またベルリン・フィルをはじめ世界の主要なオーケストラと共演している。
 オペラでは、《ばらの騎士》のオクタヴィアンなどを歌い、ザルツブルク音楽祭で《カルメン》のタイトルロール、メトロポリタン・オペラでは《ペレアスとメリザンド》のメリザンドを、英国ロイヤル・オペラでは《ラ・チェネレントラ(シンデレラ)》のタイトルロールを歌っている。
 2003年、フランス政府からフランス共和国芸術文化勲章「シュヴァリエ」を授与された。

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プリヴァーテ・ムジケ Private Musicke

 プリヴァーテ・ムジケは、ヴィオール属弦楽器のアンサンブル(ヴィオール・コンソート)として、あるいは、ギターやリュートを主とする撥弦楽器のアンサンブルとして、そして時には、その両方からなるアンサンブルとして活動している。メンバーは、古楽を専門とする演奏家たちで、ヨーロッパの様々な国の出身である。
 1998年の創設以来、ピエール・ピツルのリーダーシップの下に、ヨーロッパの様々な古楽音楽祭に出演している。
 これまでにORF(オーストリア放送協会)から「アルテ・ムジーク(古楽)」エディションとして6枚のCDがリリースされている他、ベルギーのACCENTレーベルからもリリースがあり、数々の国際的な賞を受賞している。2010年には、マグダレーナ・コジェナをソリストに迎え、イタリアの初期バロック音楽を収録したCDがドイツ・グラモフォンからリリースされた。
 2013年来日メンバー:ピエール・ピツル(指揮、ギター)、ダニエル・ピルツ(コラッショーネ)、ヒュー・ジェームス・サンディランズ(ギター)、へスス・フェルナンデス・バエナ(テオルボ)、リチャード・マイロン(ヴィオローネ)、マルク・クロス(パーカッション)、パチ・モンテロ(リローネ)

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主催・協賛

主催:ジャパン・アーツ
後援:チェコ共和国大使館
協力:ユニバーサル ミュージック

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