アレクサンダー・ガヴリリュク

ピアノ
Alexander Gavrylyuk, Piano
アレクサンダー・ガヴリリュク
©Mika Bovan

バイオグラフィー

 1984年生まれ。7歳よりピアノを始め、9歳で初めてオーケストラと協奏曲を演奏した。1999年第3回ホロヴィッツ記念国際ピアノコンクールで第1位とゴールドメダルを受賞。2000年には浜松国際ピアノコンクールで優勝し、日本の審査員に「20世紀後半最高の16歳」と評された。2005年、ルービンシュタイン国際ピアノコンクールにて、第1位及び金賞、ベスト・コンチェルト賞を受賞した。
 2010年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管との初共演以降、マスター・ピアノ・シリーズにおけるリサイタルや同オーケストラとの共演のため、毎年アムステルダムで公演を行う。ノーブルで心に強く訴える解釈が評価され、ニューヨーク・フィル、ロサンゼルス・フィル、モスクワ・フィル、ワルシャワ・フィル、イスラエル・フィル、ロッテルダム・フィルなどのオーケストラや、ブロムシュテット、アシュケナージ、ラザレフ、ペトレンコ、シモノフ、スダーンなどの指揮者と共演している。
 日本及びアジアを定期的に訪れ、N響、ソウル・フィルなどとの共演、リサイタル・ツアーを行っている。サントリーホール、東京オペラシティ公演はしばしば完売となっている。ロシアも定期的に訪れ、スピヴァコフ指揮/ロシア・ナショナル・フィル、スヴェトラーノフ指揮/ロシア国立響と共演した。モスクワ音楽院大ホール及びクレムリンでのリサイタルを行っている。
 13歳よりシドニーに拠点を移し、2006年まで滞在した。メルボルン響、シドニー響など主要なオーストラリアのオーケストラと共演し、毎年オーケストラ公演、リサイタルを行っている。2009年、アシュケナージ指揮/シドニー響とプロコフィエフのピアノ協奏曲を録音し、高い評価を受けた。その他、ラフマニノフ、シューマン、スクリャービン、ムソルグスキー、プロコフィエフを演奏したリサイタル盤など、複数の録音がある。最近では、ブラームスの「パガニーニの主題による変奏曲」とリストを収録したリサイタル盤が評価されている。
 2017/18シーズンの主な活動には、BBCプロムス初出演があり、トーマス・ダウスゴー指揮/BBCスコティッシュ響とラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を演奏した。またチェコ・フィル、ルクセンブルク・フィル、マインツ・フィル、リール国立管とも初共演が予定されている。さらにハレ管、東京交響楽団、コンセルトヘボウ管、シドニー響等との再共演がある。
 ソロ・リサイタルでも世界中の一流ホールで定期的に演奏している。最近演奏した会場と今後の主な予定には、ロンドンのインターナショナル・ピアノ・シリーズへの初出演、コンセルトヘボウ・マスター・ピアニスト・シリーズ、ウィグモア・ホール、モスクワ音楽院大ホール、ケルン・フィルハーモニー、ワルシャワ・フィルハーモニー・ホール、バンクーバー、サンフランシスコ、東京オペラシティ・コンサートホール、シドニー・リサイタル・ホール、メルボルン・リサイタル・センターがある。また、ヨーロッパ、アジア、北米でジャニーヌ・ヤンセンとデュオ・リサイタルツアーを行う。
 シャトークア・インスティテュートのアーティスト・イン・レジデンスを務め、芸術顧問としてピアノのプログラムを主導している。また多数のチャリティー活動を支援しており、その中にはオーストラリアの若手ピアニストを援助するTheme & Variationsによる若いピアニストのための基金、カンボジアの子供たちのために寄宿制教育施設を建設した、オポチュニティ・カンボジアが含まれる。スタインウェイ・アーティスト。

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